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テクノアルファ 14年11月期はマリン・環境機器事業とSI事業強化、国内取引と輸出取引拡大、自社開発商品拡充を目指す
記事提供元:フィスコ
*09:35JST テクノアルファ---14年11月期はマリン・環境機器事業とSI事業強化、国内取引と輸出取引拡大、自社開発商品拡充を目指す
エレクトロニクス商社のテクノアルファ<3089>は27日、2013年11月期の通期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比15.0%減の25.78億円、営業利益が同66.1%減の0.85億円、経常利益が同34.6%減の2.34億円、純利益が同23.9%減の1.33億円となった。
2014年11月期に向けて、3点を強化する。まず、事業部門の収益のバランスとして、主力のエレクトロニクス事業が売上高の多くを占めるため、今後はマリン・環境機器事業とSI(システムインテグレーター)事業の拡大を図っていく。次に、輸入に依存する割合が高いという現状を改善するため、国内取引の増加と輸出の拡大により、輸入依存率を低下させていく。最後に、自社開発商品の拡充として、メーカー機能である神奈川事業所の活用や大学との産学協同等を通じ、自社開発商品に積極的に取り組む。
進行中の2014年11月期の業績が各事業とも前期比で好調に受注していることを踏まえ、2014年11月期の通期業績は2013年11月期の業績を上回ることを目指すとしている。ただし、過去数年の予想と実績との乖離が大きいことがあったため、2014年11月期の顧客動向を見通すことは現時点では難しいとして、通期業績予想は公表していない。業績の見通しがつき次第、速やかに開示する予定としている。
同社は、半導体を接続する「ワイヤボンダー」など半導体製造装置を取り扱うエレクトロニクス商社である。パワー半導体用のワイヤボンダーでは国内シェア約5割とトップクラス。事業提携やM&Aにも積極的。《FA》
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