30日の中国本土市場概況:反落、上海市場は2100の大台近辺でもみ合い

2013年12月30日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 30日の中国本土市場概況:反落、上海市場は2100の大台近辺でもみ合い

30日の中国本土市場は反落。上海総合指数は前営業日比3.72ポイント安(-0.18%)の2097.53、深セン成分指数は同49.55ポイント安(-0.62%)の7999.30で取引を終えた。上海市場は買いが先行した後、やや不安定な展開となり、中盤から2100の大台近辺でもみ合った。上海と深セン市場はこの日、それぞれ2100、8000の大台を割り込んで引けた。

年末を控えて市場参加者が減少している中、来年1月1日に政府版の12月製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表もあり、様子見ムードが強い。また、1月からの新規株式公開(IPO)の再開や、流動性不足が続いていることなどもウエートの高い銀行などの圧迫材料となった。短期金利が今日30日に下落したものの、銀行の預金流出が続いているため、流動性不足が年末まで解消されないとの見方が優勢となった。

一方、中小投資家の権利保護規定が発表されたことは支援材料となった。また、中国が今年に世界1位の貿易大国になるとの見通しが貿易関連の物色てがかり。さらに、福建省アモイ自由貿易区の設立案が中央政府に提出されたことや、第4世代(4G)携帯電話網の投資増加観測も関連銘柄のサポート材料となった。

来年のA株式市場について、国内外の機関投資家が相次いでポジティブな見方を示した。A株の割安感に加え、中国経済が来年も安定成長を維持すると予測された。また、株式市場の発展を促進するため、当局が長期投資家の導入などに注力すると期待されている。《KO》

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