川崎重工、タイ事務所を開設 東南アジア事業の拡大支援

2013年12月26日 13:56

印刷

 川崎重工は26日、2014年1月1日付でタイの首都バンコクに駐在員事務所を開設すると発表した。東南アジア地域での事業拡大を図る。

 同社によると、バンコク事務所では、メコン圏(タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、ラオス)の情報収集、市場調査、案件発掘などを行なうという。人員は、駐在員1名、現地スタッフ2名。

 同社はこれまでシンガポールの現地法人が東南アジア全域を担当していたが、今後はシンガポールとタイの2拠点で東南アジア全域を所掌することで、より機動的に活動できる体制を構築するとしている。

 同社はタイでエネルギー設備や産業用機械等の販売のほか、1997年から二輪車の製造・販売を行っている。今後はこれら既存事業に加えて、メコン圏を含めた東南アジア全域における同社グループの様々な事業分野で、さらなるビジネスチャンス拡大を目指していくという。

関連記事