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19日の中国本土市場概況:上海市場は8営業日続落、銀行間金利の上昇を警戒
記事提供元:フィスコ
*17:02JST 19日の中国本土市場概況:上海市場は8営業日続落、銀行間金利の上昇を警戒
19日の中国本土市場は下落。上海総合指数は前日比20.49ポイント安(-0.95%)の2127.79、深セン成分指数は同89.24ポイント安(-1.08%)の8147.71で取引を終えた。中盤の下げをいったん取り戻す場面も見られたが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。上海市場はこの日、8営業日続落した。
市場予想に反して中国人民銀行(中央銀行)が今日19日も買いオペを見送ったことが流動性不足懸念を強めた。今日のレポ金利は続伸し、1カ月物は一時8.8%突破して6月以来の高水準を記録。また、地方政府が予想以上の債務残高を抱えているとの観測も警戒された。そのほか、自動車の購入制限が25都市まで拡大するとの観測や、主要都市の不動産価格の下落圧力が高まっているとの見通しも関連セクターの圧迫材料となった。
一方、前半には非鉄金属や石油・ガス関連の上昇が指数を下支えした。また、通信セクターや環境関連も前半に買われた。通信大手の中国移動が世界最大の第4世代(4G)通信ネットワークを整備すると発表したことが好感されたほか、李克強首相が環境対策の強化を改めて強調したことが支援材料となった。
なお、人民銀は今日を含めて計5回の定例オペを見送った。中国へのリスク資金の流入増加などに対応しているとみられている。また、年末の資金需要の増加に加え、来年1月から新規株式公開(IPO)が再開されるため、人民銀による何らかの対策を講じなければ、流動性不足が当面継続するとみられている。《KO》
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