13日の香港市場概況:4日ぶり反発も上値は重い、中国の重要会議閉幕で様子見

2013年12月13日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:32JST 13日の香港市場概況:4日ぶり反発も上値は重い、中国の重要会議閉幕で様子見

13日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4日ぶり反発となり、前日比27.84ポイント高(+0.12%)の23245.96で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同63.64ポイント高(+0.58%)の11025.82、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同3.32ポイント安(-0.07%)の4569.66だった。

来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米量的緩和の縮小観測がくすぶる中、ハンセン指数は売り優勢で始まったものの、前場中盤にプラス圏に浮上した。足元の下落で11月中旬のマド埋めを終えたのに加え、中国本土株が下げ渋る動きとなったことが切り返しの手掛かりとなった。とはいえ、中国ではこの日、翌年の経済運営方針を決める中央経済工作会議が閉幕するとあって手控え気分も強く、上値も重かった。

ハンセン指数の構成銘柄では、足元軟調だった本土系金融株が高い。中国人寿保険(02628/HK)が2.25%高、中国建設銀行(00939/HK)が0.67%高で取引を終えた。格付け会社フィッチ・レーティングスは、中国の生保業界のアウトルックを「安定的」に設定。医療・社会保障制度の改革によって保険商品の需要が高まると予測している。

半面、恒安国際集団(01044/HK)や康師傅控股(00322/HK)、華潤創業(00291/HK)など消費財関連の一角が軟調。また、中国聯通(00762/HK)が0.34%値を落した。競合する中国移動(00941/HK)が米アップルの最新スマートフォン「iPhone5s」の予約を開始したと報じられた。中国移動は0.43%値を上げている。

ハンセン銘柄以外では、12日に新規上場した中国信達資産管理(01359/HK)が4.44%続伸。同日の取引終了後にFTSE指数シリーズへの採用が明らかになったことで、ファンド勢による買い需要への期待が高まった。このほか、京信通信(02342/HK)が5.49%高。LTE基地局アンテナにおいて、中国の主要サプライヤーとなったとの発表が好感された。《KO》

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