ドル・円は5月23日以来の高値、黒田日銀の緩和長期化への期待高く

2013年12月13日 09:46

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記事提供元:フィスコ


*09:46JST ドル・円は5月23日以来の高値、黒田日銀の緩和長期化への期待高く
米商務省がきのう12日発表した11月の小売売上高(速報値)は、季節調整済みで前期比0.7%増での着地となりました。これはブルームバーグがまとめた市場予想の0.6%を上回り、6月以来で最大の伸びとなります。

米国経済の好調さがあらためて示された指標で、市場では来週17-18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小に道を開く内容との評価も出ています。

小売売上高がドルを支えているのは明らかで、13日のアジア市場ではドル・円が一時103円66銭まで上伸。これは5月23日以来の高値水準になります。また、米国では下院が予算案を可決するなど、財政面でのボトルネック解消も緩和縮小の可能性を高めました。

さらに、日本サイドからもドル・円相場を押し上げる材料が出ています。日銀の黒田総裁は英フィナンシャル・タイムス(電子版、12日付)とのインタビューで、物価上昇率が2%の目標に達して安定するまで高度に緩和的な金融政策を続けると明言。2年の枠に縛られずに超緩和的な政策を続ける可能性が示唆され、追加緩和への思惑が一気に高まった格好です。

(フィスコ・リサーチ・レポーター)《RS》

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