注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、ミクシィ、シャープ、低位建設株など

2013年12月11日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、ミクシィ、シャープ、低位建設株など

グリー<3632>:1191円(前日比+52円)
前日のストップ高に続いて本日も大幅高。ゲーム関連物色の流れが強まっているなか、売り方の買い戻しなどが引き続き急がれる展開のようだ。ゲーム関連物色のけん引役となったミクシィ<2121>は、投資判断格下げが観測される中で売り気配だが、同社などへのネガティブな影響は限定的となっている。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「売り」から「中立」に格上げ、想定以上のコスト削減によって下値余地は縮小との見解に。

ミクシィ<2121>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。ゴールドマン・サックスが投資判断を「中立」から「売り」へと引き下げたことが嫌気されている。直近の株価上昇の背景は新作スマホゲーム「モンスターストライク」とソーシャルアプリ「YYC」への期待とみられるが、両事業で合わせて年間売上150億円の達成を織り込んだ株価と判断され、現状の市場期待は過剰と判断している。なお、目標株価については1100円から1200円へと変更へ。

シャープ<6753>:338円(同-2円)
一時349円まで上昇。米HPとの複写機事業提携合意が報じられている。来年1月から複写機をHPにOEM供給していく。先に観測報道が伝わって以降、提携の進展を示すニュースフローがなかったこともあり、あらためて好感材料視される状況でもあるようだ。また、JPモルガン(JPM)では、アップル製品向けの比率が拡大しているほか、アップル以外の顧客でのIGZOの売上増加、HPとの提携効果など、株価の押し上げ材料は多いと指摘している。

低位建設株
熊谷組<1861>を筆頭に、大豊建設<1822>、鉄建<>、東急建設<1720>、飛島建設<1805>など、低位の建設株が総じて上昇率上位を占める展開になっている。短期資金が集中物色してきたゲーム関連株が、ミクシィ<2121>の投資判断格下げなどで上値追いの勢いを削がれており、一転して建設株に資金がシフトする状況になっている。本日、補正予算が閣議決定されることもあって、関心は高まりやすいタイミングでもあったようだ。

ヤフー<4689>:579円(同+20円)
買い先行。JPモルガン(JPM)では、インターネットセクター6社のカバレッジを開始、ぐるなび<2440>、アスクル<2678>とともに、同社の投資判断は「オーバーウェイト」としている。EC化の加速が期待される中、リスク・リワードの観点で見た魅力は大きいと判断のもよう。Eコマース事業の中期ポテンシャルは徐々に織り込まれる展開が想定されるとの見方。なお、目標株価は600円としている。

プレス工業<7246>:425円(同-25円)
売り優勢。CBを発行して99億円を調達すると発表している。調達資金は、タイやインドネシア拠点の能力増強、国内工場の生産ライン更新などに充てられるもよう。転換価額は594円で前日終値に対するアップ率は32%、潜在株式は発行済み株式数の14.77%になる。潜在的な希薄化を嫌気する動きが先行する格好に。

サイバーS<3810>:3830円(同+765円)
大幅高。プレイステーション4対応のMMPORPG「鬼斬」への関心が高まっているようだ。「鬼斬」は、同社が自社開発した新作MMORPGとして、5日にオープンβテストを開始。6日の時点で10万回のダウンロードを突破したほか、ダウンロード数30万回を目指し、来年2月にはPS4でのサービスを開始する予定と。

ホットリンク<3680>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。昨日は公開価格の約2.7倍となる初値を付け、初値形成後もストップ高まで上伸していた。ビッグデータ関連のテーマ性に対する関心が高まっているほか、ベンチャーキャピタルの保有がないなど需給環境が好材料視され上値を追いの動きに。なお、昨日上場したブイキューブ<3681>も買い優勢の展開となっている。

Dガレージ<4819>:2707円(同+103円)
大幅続伸。昨晩の米国市場において、ツイッターが上場来高値を更新したことが刺激材料となっているようだ。ツイッターについては、より的確なターゲットに広告を配信できるシステムを導入したことが好感され、約6%の大幅上昇となっている。また、直近でネット関連株への物色が強まる中でやや圏外に置かれており、出遅れ修正の動きにも。

サイバーエージェント<4751>:4405円(同-25円)
相対的に底堅い。2014年中に東証1部への上場を目指す方針と報じられたことが下支え材料になっている。東証はマザーズ市場について、14年3月から上場後10年を経過した企業に東証1部、2部並みの上場廃止基準を適用するほか、規模が大きくなった企業には1部や2部への市場変更を促していることなどが背景のようだ。なお、ゴールドマン・サックスでは投資判断を「買い(コンビクション)」から「買い」へ、目標株価を3500円から4200円へとそれぞれ変更している。《KO》

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