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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は水準切り上げて出直り本格化、指標面の割安感に見直し余地
機械専門商社の第一実業 <8059> の株価は、水準を切り上げて出直りの動きが本格化してきた。高配当利回りなど指標面の割安感に依然として見直し余地が大きく、高値圏へ回帰の動きとなりそうだ。
機械の専門商社でプラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業などを展開している。13年5月に発表した新経営計画「AIM2015」では最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。グローバルビジネスを積極展開する方針で、13年9月にはインド3カ所目の拠点としてインド北西部のアーメダバード(グジャラート州)に新事務所を開設した。
新規事業としては、植物工場システムの販売に関するプロジェクトを立ち上げて、埼玉県入間市にパイロットプラントを建設中だ。また13年11月には長野県飯田市で太陽光発電事業を開始すると発表した。固定価格買取制度を活用して14年3月の運転開始予定としている。茨城県笠間市の発電所に続く2箇所目のメガソーラーだ。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては受注高が前期比7.4%増の1350億円、売上高が同1.4%増の1300億円、営業利益が同0.2%増の46億円、経常利益が同2.5%減の48億円、純利益が同1.7%減の30億円としている。通期見通しに対する第2四半期累計(4月~9月)の進捗率は売上高が48.0%、営業利益が41.9%、経常利益が43.7%、純利益が36.9%だが、プラントなど設備投資関連は期末検収が多いことも考慮すれば順調な水準だろう。産業機械事業で自動車関連や製薬関連の設備案件が好調であり、期後半に向けて設備投資需要の回復や円安メリットも期待される。
株価の動きを見ると、6月安値圏から反発後は自律的な短期モミ合いを挟みながら着実に水準を切り上げている。12月5日には11月19日の450円を上抜いて、5月30日以来となる457円まで上伸する場面があった。出直り歩調だろう。
12月6日の終値453円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円67銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は4.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS545円78銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって26週移動平均線を突破している。強基調に転換したようだ。低PER、低PBR、高配当利回りという指標面の割安感に依然として見直し余地が大きく、高値圏へ回帰の動きとなりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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