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NYの視点:FRB、QE縮小の最初のステップは厳しいものに
記事提供元:フィスコ
*08:10JST NYの視点:FRB、QE縮小の最初のステップは厳しいものに
投資家の間では米連邦準備制度理事会(FRB)が早くて12月に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入策を縮小するとの見方が強まりつつある。量的緩和第3弾(QE3)縮小に関し、当初の予想では米連邦準備制度理事会(FRB)は現在の各月850億ドル規模から50-150億ドル規模ほど縮小、その後は会合ごとに決定していくというものであった。しかし、ここにきてFRB高官らは今月の講演やイベントで、FRBが量的緩和第3弾(QE3)を縮小する際に明確な道筋も同時に示す必要性があることを強調していることに注目される。
ロックハート・アトランタ連銀総裁(投票権なし)は「FOMCが資産購入縮小の開始を決定した際、どのように終了するかを明確に提示することは多く役立つ」と述べている。ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁(投票権なし)も「FRBは雇用市場が正しい方向に向かっていることに完全に自信を得た際、量的緩和第3弾(QE3)の上限を設定し、数ヶ月でプログラムを終了すべき」との見解を示している。フィッシャー米ダラス連銀総裁(投票権なし)もFRBがQE縮小を開始する際、より明確な道筋を提示することを支持する姿勢を表明。このため、当局はQE縮小の開始と同時にQEを終了するまでの道筋-1)資産購入策の上限を設定、2)縮小ペースと同時に終了までのスケジュール-を提示する可能性が出てきた。こうなった場合、無制限のQEに比べ一段とタカ派色を強めることになる。同時に、QE縮小の最初のステップはFRBにとって最も重要で厳しいものになる。《KO》
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