4日の香港市場概況:続落、米緩和縮小観測や高値警戒感からの利益確定売りが継続

2013年12月4日 17:31

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:32JST 4日の香港市場概況:続落、米緩和縮小観測や高値警戒感からの利益確定売りが継続

4日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続落となり、前日比181.77ポイント安(-0.76%)の23728.70で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同79.57ポイント安(-0.70%)の11368.78、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同28.41ポイント安(-0.61%)の4651.30だった。

前日の欧米株安の流れを引き継いだほか、米量的緩和縮小への警戒感がくすぶった。また、ハンセン指数は週明け2日に終値で24000台を回復しており、短期的な過熱感などからの利益確定売りが継続した。ただ、この日の中国本土株が堅調な値動きとなったことから、香港でも売り急ぐ動きは見られなかった。ハンセン指数は本土株に連れる形で下げ幅を縮め、その後はマイナス圏での横ばい推移を続けた。

ハンセン指数の構成銘柄では、ウエート最大のHSBC(00005/HK)が1.21%下落。野村による投資判断の引き下げを受けて、大きく値を落した。また恒基兆業地産(00012/HK)や恒隆地産(00101/HK)など、香港系不動産株も安い。米緩和縮小による香港からの資金流出や金利の上昇などが警戒された。

半面、中国移動(00941/HK)が0.90%値上がり。第4世代(4G)移動通信事業ライセンスが今月6日から18日までの間に発給されると見込み、同社が販促活動を本格化させていると伝わった。また、米アップルのスマートフォン「iPhone」の予約販売を開始したとも報じられた。

ハンセン銘柄以外では、安徽コンチセメント(00914/HK)が0.48%上げるなど、セメントセクターの一角が続伸。中国共産党の中央政治局会議で、新型の都市化計画を実施する方針が示されたことが支援材料となった。このほか、ファースト・トラクター(00038/HK)や中化化肥(00297/HK)などの農業関連も政策期待から堅調だった。《KO》

関連記事