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3日の香港市場概況:3日ぶり反落、利益確定売り優勢も下値では押し目買い
*17:32JST 3日の香港市場概況:3日ぶり反落、利益確定売り優勢も下値では押し目買い
3日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日ぶり反落となり、前日比128.08ポイント安(-0.53%)の23910.47で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同99.72ポイント安(-0.86%)の11448.35、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同23.61ポイント安(-0.50%)の4679.71だった。
ハンセン指数は終日軟調に推移。前日の米国株安の流れを引き継いだほか、堅調な米景況感指数を受けて、量的緩和縮小の時期が早まる可能性が警戒された。また、ハンセン指数は前日に終値で約2年7カ月ぶりに24000台を回復しており、短期的な過熱感や達成感からの利益確定売りも出やすかった。とはいえ、外資系証券が相次いで香港株の目標値を引き上げるなど来年相場への期待感が高まる中、押し目買い意欲も旺盛で、指数は下げ渋る動きを見せた。
ハンセン指数の構成銘柄では、大手商社の利豊(00494/HK)が1.88%下落。米年末商戦の動向を占う感謝祭後の週末の小売売上高が振るわなかったことから、主力とする米国事業の収益低迷が警戒された。また、中国銀行(03988/HK)が1.33%下げるなど、本土系銀行も安い。中国人民銀行(中央銀行)はこの日の定例オペで、資金供給の規模を縮小している。
半面、中信泰富(00267/HK)が1.00%続伸。工期の遅れや予算オーバーで苦戦してきたオーストラリアの鉄鉱石プロジェクトについて、中国向けの輸出にようやくこぎつけたとの発表が引き続き買い材料視された。また、マカオの11月カジノ収入が堅調な着地だったことから、サンズ・チャイナ(01928/HK)などカジノ関連もしっかりと推移した。
ハンセン銘柄以外では、発電設備セクターが高い。東方電気(01072/HK)が11.03%高、上海電気(02727/HK)が9.12%高で引けた。英中首脳が原子力発電分野での協力で合意したことが買い手掛かりとなった。一方、医薬品セクターは高安まちまち。香港で初の鳥インフルエンザ感染が確認されたものの、市場の反応は限定的だった。《KO》
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