カッパ・クリエイト社長交代、楽天が新ECサイトオープン、三越伊勢丹HDのレストラン虚偽表示問で役員を処分、年末年始の渋滞予測が発表=2日の注目銘柄

2013年12月2日 14:16

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【12月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 2日の注目銘柄です。カッパ・クリエイト社長交代、楽天が新ECサイトオープン、三越伊勢丹HDのレストラン虚偽表示問で役員を処分、年末年始の渋滞予測が発表。

 回転寿司チェーン「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイトホールディングス(東:7421)は29日、藤尾益雄取締役が同日付で代表取締役会長兼社長に昇格する人事を発表した。池端伸穂現社長は退任する。藤尾益雄氏は食品の卸売と加工を手がける神明(本社:神戸市中央区)の代表取締役社長。同日、神明はカッパ・クリエイトHDの株式460万株を取得し、筆頭株主となった。カッパ・クリエイトHDは、収益基盤の再構築及びコア事業の成長軌道を取り戻すため経営体制を刷新するとしている。

 楽天(Jス:4755)と同社グループのスタイライフは29日、動画を活用した新スタイルのECサイト「VAULT」(ヴォルト)をグランドオープンした。2012年にスタートした米国のビデオコマースサイト「VAULT」の日本版で、動画を通して商品の世界観やストーリー、さらに品質の高さを表現し、ユーザーの感性を刺激することをコンセプトにしているのが特徴。ECでの販売が世界初となる「ヨウジヤマモト」など、30ブランドの商品を取りそろえる。

 三越伊勢丹ホールディングス(東・福:3099)は29日、レストランメニューの虚偽表示などをめぐる問題の責任を明確にするために役員報酬の一部を返上すると発表した。会長と社長は3カ月間、報酬の10%を返上する。また、専務は2カ月間、報酬の10%を返上する。子会社である三越伊勢丹の役員については1カ月間、報酬の10%を返上する。

 高速道路会社4社と日本道路交通情報センター(本社:東京都千代田区、JARTIC)は29日、年末年始期間(2013年12月26日(木)〜2014年1月5日(日)の11日間)の高速道路での交通集中による渋滞予測を発表した上り線では年始のUターン時期(1月2日〜4日)に渋滞がとくに多く発生し、下り線は全体的に分散する傾向で上り線に比べると渋滞発生回数は少ないとみられる。渋滞のピークは、下り線が12月28日(土)・29日(日)、上り線は1月2日(木)〜4日(土)。【了】

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