注目銘柄ダイジェスト(前場):日立製、ルネサス、TDK、ミクシィなど

2013年11月29日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日立製、ルネサス、TDK、ミクシィなど

日立製作所<6501>:765円(前日比+4円)
出来高トップで3日続伸。本日は情報通信事業説明会が開催予定となっており、期待感が先行する状況にもあるようだ。大型不採算案件の収束状況、中期計画の進捗や具体策などが注目点とみられているもよう。同社の最大セグメントの一つであり、ポジティブな内容表面化に伴う株価上昇を先取りへ。

ルネサスエレクトロニクス<6723>:676円(同-23円)
下げが目立つ。UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしており、売り材料視される格好に。目標株価は700円としている。構造改革は今後2年間をかけて実行されるわけだが、株価はすでに改革完了を想定した水準まで上昇したと判断しているようだ。足元では上昇ピッチが早まっていたこともあって、利食い売りも集まりやすくなっている。

TDK<6762>:4795円(同-40円)
売り先行。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げしている。目標株価は4300円としているもよう。構造改革は着実に進展しているが、電源、マグネット、ITOフィルムなどは下期に赤字が解消できるか依然として不透明、HDDヘッドも来期までは楽観できないと指摘。こうしたなか、株価上昇で割安感は乏しくなったとの見方に。

塩野義製薬<4507>:2271円(同-52円)
売り先行。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、目標株価は2600円から2400円に引き下げている。足元の株価は好調だが、当面の期待イベントは概ね一巡したと指摘。ポストHIVの新薬などは魅力だが、結果は来年以降と時間を要するとみている。

第一中央汽船<9132>:121円(同+6円)
大幅続伸。海運セクターは昨日も強い動きが目立っていたが、前日のバルチック指数が10%近い急上昇となり、本日も買いが先行する形になっている。昨日は相対的に上げ幅が小幅にとどまった同社だが、バルチック指数との連動性が高い銘柄であり、本日は短期資金の関心も強まる格好のようだ。

山九<9065>:382円(同+17円)
大幅高。バークレイズでは投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に一気に2段階格上げ、目標株価も280円から450円に引き上げており、買い材料視されている。業績下方修正で悪材料は概ね織り込まれたほか、下期から来上期にかけては比較的利益率の高い大型工事の受注増加で、業績は改善フェーズに向かうとみているもよう。出遅れ感の強い株価は見直しの動きが強まっていくと考えているようだ。

菱洋エレク<8068>:1116円(同+108円)
急伸。同社は前日に第3四半期の決算を発表、同時に自己株式の取得を発表しており、需給期待が高まる展開となっているもよう。発行済み株式数の2.3%に当たる60万株を上限としており、取得期間は本日から今年末までとしている。なお、第3四半期累計営業利益は11.4億円で前年同期比86%増益と、順調な好決算となっている。

IGポート<3791>:1525円(同+177円)
急伸。岡三が投資判断「強気」、目標株価1750円でカバレッジを開始したことが材料視されているようだ。14年5月期は「進撃の巨人」の版権収入で営業増益を見込むほか、15年5月期は「攻殻機動隊」のオンラインゲームからの版権収入が期待されると。同社の強みは高い制作力だが、今後はネット配信等のデジタル分野においてビジネス展開が加速する可能性があり、作品のファン層の拡大や収益の増加を予想している。

MDNT<2370>:48600円(同+2350円)
急反発。新規事業として、細胞医療製品事業に本格的に取り組む子会社を設立すると発表したことが材料視されている。新子会社では、同社がこれまで行ってきた免疫細胞治療に係る研究成果をもとに、「細胞医療製品」としての承認を取得し、細胞医療製品の開発、製造、販売などを行うもようで、新規ビジネスに対する期待感が先行へ。

興研<7963>:2805円(同-43円)
売り先行。今期の営業利益見通しを6.5億円から4.0億円へ、最終利益見通しを3.5億円から1.8億円へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。マスク関連事業において、国内製造業の設備投資の伸びに伴う、産業用マスクの需要回復を見込んでいたが、本格的な回復には至らず予想を下回る見込みと。なお、配当予想については据え置いている。

ミクシィ<2121>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。スマホ向けゲーム「モンスターストライク」のヒットに対する期待感が、引き続き、支援材料となっているようだ。「モンスターストライク」は配信開始から約3週間で10万ダウンロードを突破したもようで、ヒットへの期待感が高まる格好に。また、フォトブックサービス「ノハナ」を活用した「ノハナ年賀状」など、新事業の業績貢献に対する期待も。《KO》

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