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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キムラユニティーは出番近い、1000円前後のモミ合い2ヶ月半、米国子会社が新規受注
総合物流サービスのキムラユニティー <9368> の株価は高値圏でモミ合い展開だが、煮詰まり感を強めており上放れが期待される。5月の高値を突破すれば中期成長力も評価して一段高の可能性があるだろう。
トヨタ自動車 <7203> の補給部品・KD包装を主力とする総合物流サービス企業である。物流サービス事業を主力として、車両リースや車両整備などの自動車サービス事業、情報サービス事業、人材サービス事業を展開し、その他事業では太陽光発電による売電事業も開始した。
物流サービス事業では、トヨタ自動車の海外生産拡大に合わせて中国など海外展開を加速するとともに、物流請負のNLS(ニュー・ロジスティクス・サービス)で新規顧客開拓と生産性改善を強化している。NLSはネット通販市場の拡大も追い風として中期成長期待が強く、改善活動の成果として生産性向上も着実に進展しているようだ。
受注減少で収益が低迷していた米国子会社は13年7月、カナダの大手自動車部品メーカーMAGNAグループのDRIVE社から物流請負を新規受注した。生産性改善効果も寄与して大幅な収益改善が期待される。さらに今後の物量増加に対応して14年7月稼働予定で倉庫を新設する。
また11月22日には、名古屋市で日本最大級の軽自動車販売専門店を運営するスーパージャンボの株式取得と子会社化を発表した。同社店舗の複数展開による車両販売力強化や、当社の自動車サービス事業への相乗効果を見込んでいる。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.8%増の406億円、営業利益が同13.9%増の15億50百万円、経常利益が同2.0%増の17億円、純利益が同7.6%増の10億円としている。トヨタ自動車の生産台数増加や物量増加、格納器具製品の受注増加、NLSの拡販と生産性改善進展、米国子会社の物流請負新規受注による収益改善など、物流サービス事業が好調に推移して増収増益見込みだ。
求人動向など下期の不透明感が強いとして期初予想を据え置いているが、第2四半期累計(4月~9月)は期初計画を上回り、通期見通しに対する進捗率も売上高が48.5%、営業利益が50.7%、経常利益が60.1%、純利益が58.9%と概ね順調な水準である。物流サービス事業での一段の生産性向上効果が期待されるうえに、想定為替レートも1米ドル=92円で据え置いているため、計画に織り込んでいない営業外での為替差益も上振れ要因として期待される。通期増額の可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、10月25日に戻り高値となる1015円を付けて5月の年初来高値1030円に接近した。1000円台乗せ後はやや上値が重くなり小幅レンジのモミ合い展開だが、下値を着実に切り上げてモミ合い煮詰まり感を強めている。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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