【中国の視点】中国一人当たりGDP:東京五輪の2020年には3倍へ、日本観光業の成長に追い風

2013年11月27日 08:10

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記事提供元:フィスコ


*08:10JST 【中国の視点】中国一人当たりGDP:東京五輪の2020年には3倍へ、日本観光業の成長に追い風
世界銀行の前チーフエコノミストで北京大学国家発展研究院の林毅夫・名誉院長はこのほど、中国経済が2028年までに7%前後の高成長を維持するとの見方を示した。2020年の一人当たり国内総生産(GDP)が2010年の4400米ドル(約44万円)から倍増し、8800米ドルまで拡大すると予測。対米ドルの人民元上昇要素を取り入れると、2020年の一人当たりGDPは1万2700米ドルまで拡大するとの見方を示した。

また、都市と農村の格差などを考慮すると、都市部の一人当たりGDPは2020年には1万2700米ドルを大幅に上回ると予測されている。急速な円高進行がなければ、都市部の一般家庭でも日本への旅行費用を簡単に捻出できると試算されている。

さらに、アニメなど日本文化の独特な魅力に加え、東京五輪の開催というイベントを控え、飛行距離が短い日本への旅行希望者が殺到する可能性が高いと予測されている。

中国の専門家は、2012年に日本を訪れた外国人数が835万8000人にとどまったと指摘。日本の人口および国土面積で考えると、訪日外国人数は現在の水準から2-3倍に拡大してもおかしくないとの見方を示した。なお、日本政府が発表した最新統計によると、10月に日本を訪れた中国人は12万1400人と、前年同月比で74.1%増加したという。《ZN》

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