東芝:東北電力から蓄電池システムを受注、最大出力は世界一の40MW

【11月26日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 東芝(東・名:6502)は26日、東北電力(東:9506)が実施する「西仙台変電所周波数変動対策蓄電池システム実証事業」向けに、基幹系統の変電所に設置する世界最大(2013年11月26日現在)となる出力40MW(メガワット)の蓄電池システムを受注したと発表した。

　東芝が今回受注した蓄電池システムは、最大出力40MW、容量20MWh(メガワットアワー)。約1万回以上の充放電が可能な長寿命かつ高い安全性、低温動作といった優れた特性をもつ同社製リチウムイオン二次電池「SCiB(TM)」を搭載する。東北電力西仙台変電所では、気象条件により出力が変動する風力発電や太陽光発電の普及拡大にともなう周波数変動対策の新たな取り組みに用いるという。 【了】

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