JBR 自己株売り出しで最大43億円調達、「バイノス」活用した除染事業を推進

2013年11月25日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST JBR---自己株売り出しで最大43億円調達、「バイノス」活用した除染事業を推進

日常生活のトラブル解決が主力のジャパンベストレスキューシステム<2453>は18日、公募による自己株の処分で最大43億2900万円を調達すると発表した。自己株の処分であるため、株式数のみが増加することによる、一株当たりの価値や、一株当り当期純利益の減少といった希薄化はしない。ただし、ディスカウントを狙った思惑等は働きやすく、短期的な需給面では株価の重しとなっている面はある。

払込金額の決定方法は11月26日から11月29日までの間に処分価格を決定。募集方法は一般募集とし、大和証券、野村證券、SMBC日興証券株、東海東京証券、SBI証券に全株式を買取引受けさせる。払込期間は12月3日から12 月6日までの間のいずれかの日。ただし、処分価格等決定日の5営業日後の日とする。

調達資金の使途については、道路除染に必要な除染作業用特殊車両等の追加購入及び「バイノスフロック(バイノスの乾燥粉末を主成分とした吸着沈殿剤)」等の製造費用に充当し、「バイノス」を活用した除染事業を推進する予定。連結子会社のバイノスが発見した新種の微細藻類「バイノス」を使用したバイノスRD工法は、放射性物質を含んだ除染処理における実績を有している。

今後の展開としては、バイノスの殺菌性が強いという特性を活かし、バイノスを培養・乾燥させて粉末にして、鳥インフルエンンザ予防用の飼料として使用するなど、さまざまな用途も期待できる。将来的には、バイノスに関する他方面の研究開発もすすめるという。

ジャパンベストレスキューシステム<2453>は、カギ、ガラス、水回り、パソコンなど、日常生活におけるトラブルを解決するサービスを展開する。コールセンター受託事業や少額短期保険事業も手掛ける。M&Aや業務提携にも積極的。連結子会社のバイノスは、排水・廃液及び廃棄物処理、除染作業等の事業を展開。《FA》

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