【じっくり投資コーナー】昭和シェル石油は配当利回り3.3%、バイオマス発電に期待

2013年11月24日 21:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  昭和シェル石油 <5002> は、9月につけた年初来高値1138円に対し前週末は1085円と高値圏にある。15年度から太陽光発電の買い取り価格を引き下げる予定が伝わり軟調展開となっていたが、ほとんど響いていない。

  同社のエネルギーソリューション事業において、現在は主力の宮崎県の国富工場で生産されるCIS薄膜太陽電池の製品出力が順調だが、本年8月に同社の旧京浜製油所扇町工場跡地(神奈川県川崎市川崎区扇町)に木質バイオマスを燃料とする火力発電所の建設を決め、15年12月に稼動を目指すことへの期待感が高まる。金融緩和継続を背景とした旧製油所跡地を中心としたエネルギーソリューション事業の展開に対する将来性は明るく、中長期で注目されよう。

  足元の業績、石油事業が円安進行で好調なほか、エネルギーソリューション事業で太陽電池事業がフル操業と絶好調で、今13年12月期売上高は2兆9500億円(前年同期比12.2%増)、営業利益は同770億円(同5.2倍)、経常利益は同770億円(同6.1倍)、純利益は同540億円(同53倍)と大幅増益を見込む。年間配当は36円(同2.0倍)を予定している。

  株価は、9月22日に年初来の高値1138円と買われた後、10月8日安値1000円、11月8日安値1020円と売り直され下値確認から上昇。75日移動平均線がサポートラインとして意識され保ち合いを形成している。土地再生に対する期待感があるほか、日経225採用銘柄で今期予想PER7倍台と同採用銘柄の平均予想PER15倍台と比べて割安感が顕著。また、配当利回り3.3%と利回り妙味もあることも下支え、高値奪回から上値を伸ばす可能性が高く、押し目買い妙味が膨らもう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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