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21日の香港市場概況:反落、中国PMIの下振れなど受けて利益確定売り優勢に
*17:31JST 21日の香港市場概況:反落、中国PMIの下振れなど受けて利益確定売り優勢に
21日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落となり、前日比120.57ポイント安(-0.51%)の23580.29で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同104.30ポイント安(-0.91%)の11333.14、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同18.05ポイント安(-0.39%)の4602.56だった。
ハンセン指数は終日軟調に推移。日本時間未明に公開された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を受けて、米量的緩和の早期縮小観測が再燃。これに加えて、足元の急ピッチな上昇を受けた短期的な過熱感もあり、利益確定売りが進んだ。また、HSBCがこの日発表した中国の11月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を下回ったことも弱気材料。ただ、一部では中国の経済改革への期待も根強く、売り急ぐ動きは見られなかった。
ハンセン指数の構成銘柄では、中国海外発展(00688/HK)が2.65%下げるなど、不動産株が安い。中国政府が不動産登記制度の一元化を進める方針を確認したことを受けて、不動産税(国定資産税)の早期導入が警戒された。半面、康師傅控股(00322/HK)は0.45%反発。同社製品から重金属が検出された問題で、中国当局は安全面で問題なしとの調査結果を公表している。
ハンセン銘柄以外では、新華人寿保険(01336/HK)が1.11%下落。スイスのチューリッヒ保険はこのほど、保有する同社株を全数売却すると発表した。同業の中国太平洋保険(02601/HK)もテマセク・ホールディングスによる保有株の放出が伝わり、2.39%値を落した。
半面、人民元高で恩恵を受ける航空セクターが高い。うち中国国際航空(00753/HK)は9.73%高で引けた。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁の発言を受けて、人民元相場の先高感が強まった。このほか、買収観測の浮上したミラン・ステーション(01150/HK)が81.67%高と急騰した。《KO》
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