20日の香港市場概況:反発、中国の改革期待が持続もPMI待ちで手控えムード

2013年11月20日 17:34

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記事提供元:フィスコ


*17:34JST 20日の香港市場概況:反発、中国の改革期待が持続もPMI待ちで手控えムード

20日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反発となり、前日比43.05ポイント高(+0.18%)の23700.86で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同71.99ポイント高(+0.63%)の11437.44、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同7.21ポイント安(-0.16%)の4620.61だった。

ハンセン指数は終日堅調に推移し、終値で2月1日以来、約10カ月ぶりの高値を付けた。先ごろ発表された中国の経済・社会改革への期待感が持続したほか、欧米株に比べた出遅れ感も買い手掛かりとなった。ただ、短期的な過熱感は強く、その後は利食い売りで上げ幅を縮小。また、明日21日にはHSBC版の11月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表されるため、手控えムードも強かった。

ハンセン指数の構成銘柄では、香港証券取引所(00388/HK)が3.04%続伸。足元の商い増加に加えて、モルガン・スタンレー(MS)による評価引き上げが支援材料。電子商取引最大手アリババ・グループの馬雲(ジャック・マー)会長が19日、2014年中の香港での新規株式公開(IPO)に意欲を示したとの報道も材料視された。

半面、中国移動(00941/HK)が0.55%下落。発表した10月の月次統計で、加入純増数の大幅な鈍化が確認されたことが嫌気された。また、足元で買い進まれていた恒安国際集団(01044/HK)やレノボ・グループ(00992/HK)などに利益確定売りが広がった。

ハンセン銘柄以外では、広州広船国際(00317/HK)が12.68%高と急伸。中国本土市場では今週に入り、安全保障関連として情報セキュリティ、軍需・重工業などに循環物色が向かっており、この流れが香港市場にも波及した。一方、重慶農村商業銀行(03618/HK)が1.22%下落。大株主による保有株の売却報道が弱気材料となった。《KO》

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