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エムスリー、米医薬品レファレンスサービス会社と戦略提携 米国医師のリーチ率が80%に
エムスリーは18日、米国最大の薬品レファレンスサービスを提供するPDRと戦略提携を実施すると発表した。提携により、エムスリーが米国でリーチできる医師の数は60万人近くへと倍増し、米国医師の80%程度をカバーすることになるという。
今回の業務提携でエムスリーとPDRは、12月から「PDR Powered by MDLinx」(http://www.mdlinx.pdr.net)を開設する。エムスリーは、同サイトを通じて新たに約33万人の米国医師にリーチすることが可能となり、従来保有していた米国の医師会員と合計すると、合計約60万人となり、米国医師の80%程度をカバーすることになる。
エムスリーは、米国で、約24万人の米国医師が登録する医療従事者向け専門サイト「MDLinx」(URL:http://www.mdlinx.com)を運営し、製薬会社向けのマーケティング支援サービスや調査サービスを提供している。
PDRは、米国で運営サイト「PDR.net」(URL:http://www.pdr.net)や電子カルテ等を通じて100万人以上の医療従事者に対して医薬品の安全性情報等を提供する「Physicians' Desk Reference」等のサービスを提供しており、医薬品レファレンスサービスとしては米国最大規模。
エムスリーは、今後も医師や製薬会社にとって価値あるサービスを拡充し、米国事業の拡大につとめていくとしている。
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