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(香港)三中全会:石油・ガスやベビー用品などに追い風、石炭・鉄鋼には逆風
記事提供元:フィスコ
*10:26JST (香港)三中全会:石油・ガスやベビー用品などに追い風、石炭・鉄鋼には逆風
中国共産党は15日夜、先ごろ閉幕した第18期中央委員会第3回総会(三中全会)で採択された「改革の全面的な深化に向けた若干の重大な問題に関する決定」の全文を公表した。ここでは、閉幕当日の12日に発表された声明文には盛り込まれていなかった「一人っ子政策」の緩和など、一歩踏み込んだ改革の内容が明らかとなった。
「香港経済日報」(16日付)では、三中全会で決定した各種改革によって恩恵を受けるセクターとして、保険、新エネルギー、石油・天然ガス、電力、インフラ建設、ベビー用品などを挙げている。なお、三中全会では、水道や石油・天然ガス、電力、交通、通信などの分野で価格改革を実施し、市場原理を導入する方針が示された。
半面、環境保護政策の強化により、石炭、鉄鋼、非鉄金属といったセクターには逆風になるとの見方だ。一方、銀行セクターにとっては、地方財政の透明化をはかる方針などがプラスとなる半面、民間の参入解禁による競争の激化がマイナスになるとし、中立的な材料だと分析している。
このほか、不動産セクターを巡っては、不動産税(固定資産税に相当)の立法化を加速させ、改革を推進していく方針が打ち出された。現在は、上海市と重慶市で試験的に実施されているが、18日付の報道によれば、来年にも全国での導入に向けた動きが始動する見込みという。《NT》
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