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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は出直り見込める、13週線で底打ち
中堅ゼネコンの大和小田急建設 <1834> の株価は足元で自律調整一巡感を強めている。息の長いテーマとなる建設ビッグプロジェクトが追い風であり、強基調に変化はなく9月高値を試す流れだろう。
11月6日に発表した今期(14年3月期)第2四半期累計(4月~9月)の業績(今期から非連結に移行)は受注高が313億37百万円(前年同期の連結は256億98百万円)、売上高が227億65百万円(同274億47百万円)、営業利益が6億29百万円の赤字(同7億72百万円の赤字)、経常利益が6億33百万円の赤字(同7億64百万円の赤字)、純利益が3億23百万円の赤字(同6億35百万円の赤字)だった。売上ベースでは減収だったが、利益重視の選別受注や効率化の効果で営業損益が改善した。
通期見通しは前回予想を据え置いて売上高が623億円(前期連結は633億95百万円)、営業利益が5億80百万円(同2億61百万円)、経常利益が4億90百万円(同2億35百万円)、純利益が2億円(同1億98百万円の赤字)としている。好調な受注に加えて、選別受注などの効果で工事採算が改善するようだ。純利益は前期計上した棚卸資産評価損など特殊要因の一巡も寄与する。
来期(15年3月期)も、主要株主である大和ハウス工業 <1925> や小田急電鉄 <9007> 関連の案件に加えて、公共インフラ補修・更新や建物耐震化工事などの受注増加が予想され、収益改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、20年東京夏季五輪開催決定を材料視した9月11日の年初来高値329円からの反動調整が完了して、10月31日に291円まで戻した。足元では業績見通しを下方修正した大手ゼネコンが売られた流れも影響して11月13日の260円まで反落したが、11月15日は前日比8円(3.05%)高の270円まで急反発する場面があった。自律的な短期調整が一巡したようだ。
11月15日の終値269円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円21銭で算出)は29倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期の連結ベースの実績BPS527円14銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線近辺で下げ渋り、自律調整一巡感を強めている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げる展開だ。息の長いテーマとなる建設ビッグプロジェクトが追い風であり、強基調に変化はなく9月高値を試す流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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