13日の香港市場概況:大幅続落、三中全会はサプライズに乏しく約2カ月ぶりの安値

2013年11月13日 17:37

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記事提供元:フィスコ


*17:37JST 13日の香港市場概況:大幅続落、三中全会はサプライズに乏しく約2カ月ぶりの安値

13日の香港市場では主要指数のハンセン指数が大幅続落となり、前日比437.58ポイント安(-1.91%)の22463.83で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同285.00ポイント安(-2.70%)の10276.61、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同69.68ポイント安(-1.57%)の4373.97だった。

前日の米国株安が弱気材料。また、12日閉幕した中国共産党18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)について、会議閉幕後に発表された「公報」(声明文)にサプライズがなかったとの見方から、失望売りが先行した。同様の見方から中国本土市場が大きく下落したことも投資家心理を冷やし、ハンセン指数は終日軟調に推移。本土市場の動きに追随する形で後場には下げ幅を広げ、終値で9月4日以来、約2カ月ぶりの安値を付けた。

ハンセン指数の構成銘柄は、ほぼ全面安。値上がりは中銀香港(02388/HK)のみとなった。値下がり銘柄では、本日決算発表を控えたテンセント(00700/HK)が4.01%安。同社の馬化騰会長はこのほど、自社株式の時価総額が「大きすぎて不安」とコメント。過熱感への警戒感から売りが優勢となった。

百麗国際(01880/HK)は4.72%値下がり。外資系証券による投資判断の引き下げが嫌気された。このほか、大引けにかけて本土系銀行株が一段安の展開に。中国銀行(03988/HK)、中国工商銀行(01398/HK)がともに3%超の下落となった。中国の銀行当局は今年9月末時点の国内銀行の不良債権比率が0.97%に上昇したと発表している。

ハンセン銘柄以外では、好孩子国際(01086/HK)が%安。三中全会の声明文において、一人っ子政策の見直しに言及がなかったことが売りを誘った。一方、セキュリティソフトを手掛けるキングソフト(03888/HK)は変わらず。三中全会で「国家安全委員会」の新設が決まったことや堅調な業績が材料視され、プラス圏で推移する場面も多かった。《KO》

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