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12日の中国本土市場概況:続伸、改革期待や大株主の株式買い増しなどが支援材料
記事提供元:フィスコ
*17:03JST 12日の中国本土市場概況:続伸、改革期待や大株主の株式買い増しなどが支援材料
12日の中国本土市場は続伸。上海総合指数は前日比17.30ポイント高(+0.82%)の2126.77、深セン成分指数は同110.63ポイント高(+1.35%)の8279.31で取引を終えた。前半は不安定な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
上場企業の大株主が相次いで出資先企業株の追加買いを実施しているとの報告が支援材料。統計によると、11月に入ってから計41社の大株主は計80億元(約1280億円)の株式を追加で取得したもよう。また、海外適格機関投資家(QFII)によるA株口座の開設が増加していることや、保険資金によるA株の追加買い報告なども買い安心感を与えた。
さらに、構造改革への期待から後半には民営病院や、資源、金融などの一角に買いが広がった。企業の競争力の向上や公平性を保つため、これまで開放しなかった分野まで民間資本の参入を認めると期待されている。
一方、理財商品(金融投資商品)の利回りの上昇や、銀行業界の預金流出が10月に加速したとの報告が流動性不足懸念をやや強めた。業界関係者は、預金不足が年末まで続くと予測。また、来年の成長目標が7%まで引き下げられるとも報じられた。政府は来年に大量の資金投入という従来のやり方を取り止め、民間活力や市場原理を最大限に利用して安定成長を維持すると予測されている。
なお、共産党第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)は今日12日に閉幕。閉幕後国営通信の新華社は同会議の声明文を発表する予定で、今後の構造改革などの大枠も明らかになる見通し。《KO》
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