11日の香港市場概況:6日ぶり反発、大引けにかけて上げ幅拡大で23000台を回復

2013年11月11日 17:34

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記事提供元:フィスコ


*17:34JST 11日の香港市場概況:6日ぶり反発、大引けにかけて上げ幅拡大で23000台を回復

11日の香港市場では主要指数のハンセン指数が6営業日ぶり反発となり、前営業日比325.46ポイント高(+1.43%)の23069.85で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同192.17ポイント高(+1.85%)の10582.90、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同38.06ポイント高(+0.86%)の4489.27だった。

9日発表の中国の経済指標が全般に堅調だったことから、ハンセン指数は総じて堅調なスタートに。とはいえ、翌12日に閉幕する中国共産党の重要会議、中央委員会第3回全体会議(三中全会)での政策方針を見極めたいとの思惑から、前場は上値の重さも目立った。ただ、後場に入ると、指数は上げ幅を広げ、大引けにかけて23000台を回復した。中国本土株が切り返す動きとなったことや、三中全会での政策期待が相場を押し上げた。

ハンセン指数の構成銘柄では、レノボ(00992/HK)が3.05%高。同社経営陣はこのほど、インドネシアでのスマートフォン販売台数を今後1年内に倍増させるとの目標を明らかにしている。このほか、本土系の銀行、通信株が大引けにかけて買い進まれ、中国工商銀行(01398/HK)、中国建設銀行(00939/HK)、中国聯通(00762/HK)が2%余り上昇した。

一方、中国神華能源(01088/HK)は0.84%高と上げ渋った。中国政府が石炭資源税を改革する方針と伝わり、税負担増加への懸念が広がった。このほか、華潤置地(01109/HK)は1.43%安。三中全会の終了後にも、不動産税(固定資産税に相当)の具体案が発表されると報じられた。

ハンセン銘柄以外では、雅士利(01230/HK)が17.13%高。中国蒙牛乳業(02319/HK)が保有株の一部を売却すると発表した。シンガポールの政府系投資会社、テマセク・ホールディングスが一部を引き受けることや、浮動株比率の回復が好感された。また、約3カ月の取引停止で株価の出遅れ感も意識されたもよう。《KO》

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