三越伊勢丹HDが通期利益を下方修正、スタバの既存店売上高が15カ月ぶりマイナス、JINSが「エア・フレーム」の新シリーズ投入、10月の携帯純増数はソフトバンクが22カ月連続1位=11日の注目銘柄

2013年11月11日 09:36

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【11月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 11日の注目銘柄です。三越伊勢丹HDが通期利益を下方修正、スタバの既存店売上高が15カ月ぶりマイナス、JINSが「エア・フレーム」の新シリーズ投入、10月の携帯純増数はソフトバンクが22カ月連続1位。

 三越伊勢丹ホールディングス(東・福:3099)は8日、2014年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。経常利益は同355億円から同1%減の340億円に、純利益は同235億円から同21%減の200億円に引き下げた。営業利益は前回予想を据え置いた。なお、経常利益、純利益の下方修正を受けて株価が急落。前日比92円(6.26%)安の1378円で8日の取引を終えている。

 スターバックス コーヒー ジャパン(JQ:2712)が8日に発表した月次IRレポートによると、10月度(9月24日-10月21日)の既存店売上高は前年同月比1%減だった。15カ月ぶりに既存店売上高が前年の水準を下回った。気温が2012年度より低めに推移したことや、台風の影響を大きく受けた結果、前年実績を下回った。既存店客数は同0.3%減、既存店客単価は同0.7%減だった。全店売上高は同2.5%増だった。

 アイウェアショップ「JINS」を展開するジェイアイエヌ(東:3046)は8日、軽量メガネ「Air frame®(エア・フレーム)」の最新シリーズとして、新素材「PES(ペス)」を採用した「Air frame® ULTRA(エア・フレーム ウルトラ)」を発売した。新商品では、新素材の採用によって耐久性・弾力性に加え、色の再現性にも優れているのが特徴。クリアな赤や青など、美しく鮮やかなカラーも可能になった。全24型160パターンをラインナップする。

 電気通信事業者協会が8日に発表した10月の携帯電話・PHS契約数は、ソフトバンク(東1:9984)が22万9400件の純増(新規契約数から解約数を差し引いた数)で22カ月連続の首位となった。2位は前月と同じくKDDI(東1:9433)で15万8900件の純増、3位のNTTドコモ(東1:9437)は3万7100件の純増だった。NTTドコモは2カ月ぶりにプラスに転じた。【了】

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