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【編集長の視点】パピレスは続急落、2Q上方修正業績発表に類似IPO接近も利益確定売りが増勢
<銘柄ウオッチ>
■同業態のIPOが材料も織り込み済み
パピレス <3641> (JQS)は、490円安の3470円まで下げて続急落している。前週末8日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、9月13日の上方修正通りに大幅続伸して着地し、3月通期純利益も上方修正通りに過去最高更新の更新幅を拡大し、11月20日には同社と同業態の電子書籍関連のメディアドゥ <3678> (東マ)の新規株式公開(IPO)を控えているが、これを手掛かり材料に11月7日に株式分割権利落ち後高値4500円まで買い進まれていただけに、織り込み済みとして利益確定売りが増勢となっている。
2Q累計業績は、前年同期比21%増収、77%経常増益、76%純益増益と大幅続伸した。平成24年度の携帯電話向けの電子書籍市場は、前年度比26.5%減と落ち込んでが、スマートフォンやタブレット型携帯端末向けの同市場は、3.2倍の368億円と急拡大し、5年後には3.3倍の2390億円程度の高成長をすると観測されており、同市場向けに同社の本店による電子書籍販売の今年9月末の掲載冊数が、19万2448冊、2Q累計の販売冊数が1343万5747冊と伸び、ヤフー、Amazonなどの提携店を通じた電子書籍販売も、前年同期比3.6倍と伸び、仕入れコストも、コンテンツホルダーへのきめ細かい営業活動によって上昇リスクを抑制し、増加した広告宣伝費などを吸収して大幅続伸につながった。3月通期業績は、9月の上方修正値を据え置き、純利益は4億円(前期比27%増)と前期の過去最高を連続更新する。
■売り一巡後の下値からは見直し人気再燃も
なお類似IPOのメディアドゥは、公開価格が、きょう11日に決定されるが、仮条件は3000円~3400円となっており、上限の3400円と決定と仮定すると、公開価格のPERは39倍台となっており、パピレスのPER22倍台との比較感が働き、メディアドゥのIPO人気にツレ高展開が見込まれる。
株価は、今期業績の上方修正に株式分割(1対2)が加わって2日連続のストップ高で4470円まで45%高して分割権利を落とし、分割権利落ち後安値1938円から再度、ストップ高を交えて上昇、メディアドゥのIPO承認で上値追いに弾みをつけ分割落ち分を早期に埋めた。目先売り一巡後の下値からは見直し人気の再燃も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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