7日の中国本土市場概況:続落、人民銀定例オペの見送りでリスク回避ムード

2013年11月7日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 7日の中国本土市場概況:続落、人民銀定例オペの見送りでリスク回避ムード

7日の中国本土市場は続落。上海総合指数は前日比10.21ポイント安(-0.48%)の2129.40、深セン成分指数は同47.61ポイント安(-0.57%)の8240.25で取引を終えた。上海市場は後半に下値を模索する場面もあったが、その後は下げ幅を縮小させた。

中国人民銀行(中央銀行)が今日7日の定例公開市場操作(オペ)を見送ったことに加え、市中銀行が預金の獲得に奔走しているとの報道が流動性不足懸念を強めた。また、ハイテク企業向け店頭市場「新三板」の全国展開をめぐり、準備態勢が整っているとの報道も需給悪化懸念を高めた。そのほか、李嘉誠ファミリーの投資会社が保有するA株の一部を売却したとも報じられた。

一方、指数の下値は限定的。週末から開催される中央委員会第3回全体会議(三中全会)で、構造改革案などが発表されるとの期待が支援材料となった。また、中国国内メディアによると、中国国内のファンド2社が申請していたA株を組み入れた上場投資信託(ETF)の米国上場が中国当局に承認されたという。うち1社のETF規模は1億800万米ドル(約106億円)になるとも報じられた。

セクター別では、通信や石油・ガスが安い。最近の上昇で買われすぎ感が強まった。一方、銀行セクターが逆行高。優先株制度の導入案が月内にも発表されるとの観測が好感された。また、石炭や天然ガス関連も買われた。気温の低下に伴い、需要の増加観測が支援材料となった。《KO》

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