注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、スクリーン、日本ケミコンなど

2013年11月6日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、スクリーン、日本ケミコンなど

ファーストリテ<9983>:31700円(前日比-800円)
4日続落。前日に発表した10月の月次動向が嫌気されている。既存店売上高は前年同月比で13.8%減、6ヶ月ぶりのマイナスに転じている。粗利益率の低下傾向が懸念されていた中での売上高の減少にネガティブなイメージが先行する状況に。なお、気温が比較的高く推移してきたこと、大型台風の影響なども強かったと見られ、同社以外の衣料品専門店各社も、10月の数値は総じてさえない格好になってはいる。

スクリーン<7735>:499円(同-31円)
大幅に4日続落。同社は前日に上半期の決算を発表、営業利益は30億円で前年同期比43億円の損益改善、従来計画の25億円を上振れる着地となり、通期予想を従来の65億円から78億円に上方修正している。また、7-9月期の半導体製造装置の受注高は407億円、前四半期の351億円から大きく増加、前四半期比減少を見込んでいた会社計画を大きく上回っている。ただ、売上高の増加に対して、収益の増加幅が小さいことをマイナス視する声もあるようだ。通期予想は売上高を160億円増額したにもかかわらず、営業利益は13億円の増額にとどまっている。

日本ケミコン<6997>:376円(同-47円)
急落で下落率トップ。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は24億円で前年同期比64億円の損益改善、従来予想の22億円を上振れての着地となった。ただ、市場コンセンサスは30億円弱の水準であったと見られ、市場の期待値までには届かず。7-9月期営業利益は11.6億円にとどまり、4-6月期12.7億円との比較では減益となる格好に。

浅沼組<1852>:178円(同+22円)
急伸。前日に上半期の収益予想を上方修正している。営業損益は従来予想の3.7億円の赤字から、8.4億円の黒字に増額修正へ。手持ち工事の採算好転による収益性の向上が背景に。通期予想は上半期決算発表時に見直すもよう。第1四半期決算時から黒字を計上していたが、ここ2年間は大幅な赤字計上を余儀なくされていただけに、黒字転換への確度の高まりなどは安心感を強めさせる格好に。

小野薬品工業<4528>:7440円(同+270円)
買い優勢。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に2段階格上げしている。目標株価も4500円から8600円に引き上げ。薬価改定リスクは12月までにほぼ出尽し、年明け以降は、PD−1への期待が株価に反映されやすくなるとしている。なお、前日に上半期の決算を発表、収益は従来計画を上振れ着地となっているが、インパクトは限定的のようだ。

綜研化学<4972>:1083円(同-101円)
大幅反落。上期決算発表とともに通期業績予想の修正を発表。通期営業利益を23.0億円から17.0億円、最終利益を12.5億円から10.0億円に下方修正したことが嫌気されている。中国経済の減速などの影響を受けて低調に推移することが見込まれることや、フラットパネル・ディスプレイ用途向けが想定を下回る見通しとのこと。ただ、売り一巡後は空売り規制の対象となったことなどから下げ幅縮小の動きが見られる。

モブキャス<3664>:1085円(同-175円)
大幅続落。通期業績予想の赤字修正が引続きマイナス視されきつい下げに。売り一巡後は信用取引の規制対象となったことなどから1000円台での攻防を迎えている。《KO》

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