ソフトフロント 上期決算は大幅増収で赤字幅縮小

2013年11月5日 09:56

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記事提供元:フィスコ


*09:56JST ソフトフロント---上期決算は大幅増収で赤字幅縮小

IP電話関連のソフトウェア開発を手掛けるソフトフロント<2321>は、30日引け後に上期(4-9月期)の単独業績を発表した。売上高は前年同期比44.7%増の3.13億円営業損益は0.72億円の赤字(前年同期は1.15億円の赤字)、経常損益は0.74億円の赤字(同1.15億円の赤字)、純損益は0.72億円の赤字(同1.16億円の赤字)となり、大幅増収と赤字幅の縮小を達成した。

売上高については、通信事業者分野からの受注が前第4四半期より堅調で、前年を上回るペースで推移したことにより、大幅な増収となった。損益面では、スマートフォンやタブレットに対応したソフトウェア開発を進めたことにより販管費が前年同期比で19.0%増加したが、増収が寄与したため当第2四半期ベースでは黒字となり、上期累計で赤字幅が縮小した。

同社は、『成長』をテーマとした3ヵ年中期経営計画を2013年4月からスタートしている。初年度の今期は、既存事業領域、サービス事業領域、海外事業領域の3つに対応する組織づくりと、既存事業を中心とした黒字化達成を見込んでいる。既存事業領域においては、NTTグループや電力系通信事業に注力していく。サービス事業領域においては、デジタルポスト関連事業の強化・拡大を進めるほか、新たなサービス提供に向けてパートナー企業への協業提案を進める。海外事業領域においては、8月にベトナムに設立・営業開始した完全子会社「SOFTFRONTVIETNAM CO., LTD.」を活用し、海外での事業展開を見据えて、グローバル化によるコスト低減と開発力増強を進める。

なお、通期業績予想の開示は控えた。同社が進出を予定している新しい分野には変動要素が多く、予測数値に幅が生じ混乱を招くためとしている。

同社は、SIP(IP電話の標準プロトコル)やNGN(IP技術を利用した次世代通信網)を中心としたソフト開発環境の提供、技術支援、受託開発などを手掛ける。《FA》

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