関連記事
【株式評論家の視点】好業績銘柄無視は株価底値圏のシグナル、売られ過ぎ銘柄から反撥へ
<相場展望>(11月5~8日)
前回、10月第5週の見通しでは、底打ちちを確認し、出直りを探る週にと書いたが、思いの外、押し目買い人気が盛り上がらなかった。株価の上値が重くなっているのは、市場の事前の期待値が高すぎた反動が出ているためだろう。今年の7月にもそうした光景があった。第1四半期の好良績及び中間決算、通期見通しの増額に市場が盛り上がっていたが、増額などがごく一部にとどまり、失望感から相場は調整を強いられた。
ただ、今回は広範に足元の業績が期初見通しを上回っている。しかし、後半の見通しが不透明として、修正の額が、市場予想に届かない企業が多い。しかも、増額修正をストレートに評価するケースもあれば、事前予想値より低いとして大きく売られるケース、あるいは、減額でも悪材料出尽くしで買われる銘柄もあり、反応に一貫性がない。市場人気の気迷い気分が映し出されたものと言えそう。
経験則では、増額修正など、好材料が無視された時、株価は概ね底値圏に位置している。市場心理が落ち着けば、売られ過ぎの銘柄などに押し目買いが入り、相場も底打ちムードを強めていきそう。需給面では海外投資家の動向に注目。10月第4週は売り越しに転じたが、11月の決算にからみヘッジファンドの売りが出ている模様。利益を圧縮する税金対策に伴う損失確定の売りと推定されるが、値段を構わないで売るため、予想外の安値に売られる銘柄も散見される。海外投資家の売りは、半面で買い場を提供していることになる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】OLCは4連騰、上方修正の2Q業績発表で市場予想を上回り買い増勢(2013/10/31)
・【編集長の視点】ホンダは反落、系列部品5社は業績上方修正も「親亀」がコケて2勝3敗と明暗(2013/10/31)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
