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(中国)不動産価格の上昇と離婚件数は相関関係に? 規制逃れが「悲劇」呼ぶ場合も
記事提供元:フィスコ
*12:16JST (中国)不動産価格の上昇と離婚件数は相関関係に? 規制逃れが「悲劇」呼ぶ場合も
中国では、「不動産価格の上昇」と「離婚件数」が相関関係にあるようだ。「香港経済日報」(1日付)によると、首都・北京市の離婚件数は今年1-9月期に4万件近くに達し、前年同期比で約40%増加。すでに昨年1年間の離婚件数を上回ったという。専門家は、今年に入って離婚が増えている背景には、不動産価格の上昇と中国政府の新規制があると指摘している。
中国では不動産価格の高騰を防ぐため、世帯ごとに購入可能な住宅の戸数を制限する規制が一部都市で実施されている。また、今年に入って発表された「国5条」と呼ばれる不動産引き締め策では、2軒目の物件売買において、売却益の20%が所得税として課税されるとの決まりが盛り込まれた。
これらの規制をかいくぐるため、一時的に離婚して別世帯になることで住宅を新たに購入したり、課税を回避したりするケースが増えているというのだ。「香港経済日報」によれば、2010年や2012年といった不動産価格の上昇期にも、離婚件数の増加が確認されたという。
ただ、こうした規制逃れが「悲劇」を呼ぶ場合もあると、同紙では指摘している。今年6月には、規制逃れで離婚をした半年後、元妻が復縁を拒絶したため、元夫に殺害されるという事件が起こった。
これは極端なケースではあるものの、離婚後に財産問題に発展する事例は多い。偽装離婚の横行を防ぐため、銀行によっては離婚後1年を過ぎていない場合は、住宅ローンを組めないように規定する銀行もあるようだ。《NT》
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