30日の中国本土市場概況:上昇、構造改革への期待で上げ幅を拡大

2013年10月30日 17:03

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 30日の中国本土市場概況:上昇、構造改革への期待で上げ幅を拡大

30日の中国本土市場は上昇。上海総合指数は前日比31.60ポイント高(+1.48%)の2160.46、深セン成分指数は同154.44ポイント高(+1.84%)の8553.37で取引を終えた。朝方は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。上海総合指数はこの日、10月21日以来の上げ幅を更新した。

最近の下落で売られ過ぎ感が強まったほか、堅調な経済指標が改めて好感されたもよう。また、中央委員会第三回全体会議(三中全会)の開催日程が確定され、石油、電力、通信、鉄道など一連の構造改革に対する期待も高まった。さらに、エネルギー部門の規制緩和や外資への開放が加速されるとの観測も同セクターの物色手がかりとなった。

一方、年末までの金融政策がやや引き締め方向に傾くとの観測が朝方の売りにつながったもようだ。国内へのリスク資金の流入が加速しているとの報告が背景。また、地方政府が抱える債務残高に関する調査が終盤に突入しているため、結果を見極めるムードも強い。

セクター別では、構造改革への期待から石油や電力、通信、鉄道関連に買いが集中。また、高齢者福祉サービス関連も物色された。政府による支援拡大や業界が速いペースで伸びるとの期待が支援材料となった。《KO》

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