【株式評論家の視点】オープンハウスは東京密着の強さを見直す、評価アップ機運強まる

2013年10月29日 09:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  オープンハウス <3288> に再び評価アップのうねりが押し寄せてきた。同社は9月20日に東証一部に新規上場され、公募価格1780円に対し2100円で始まる好スタートを切ったが、その後は利食い売りが先行、調整色を強める流れとなっていた。しかし、新規上場人気が継続し、セカンダリー相場が活況を呈す中で、市場の見直しの視線を引き付けつつある。

  ポイントはその割安さに尽きる。前2013年9月期は売上げ959億9500万円(前々期比54.0%増)、営業利益100億1300万円(同78.9%増)と、大幅増収、大幅増益を達成した模様だ。同社は東京を中心に戸建住宅などの開発・分譲を展開している。狭小地を仕入れ、土地を有効活用できる3階建て新築一戸建住宅を提供している。それとともに、不動産物件を売主から買主に仲介する不動産仲介事業も手掛けている。

  今期は東京23区ならびに神奈川県横浜市及び川崎市での事業用地の取得資金として14億円弱、戸建建設資金として13億円弱、マンション建設資金として13億円を、投入する計画。その結果2014年9月期の戸建て住宅の販売戸数を前9月期に比べ2割増の合計1200戸に引き上げる模様だ。従って今9月期の業績も大幅増益の可能性が強く、11月14日の決算発表に対する期待感が強まっている

  東京オリンピックの開催決定や、依然として旺盛な東京への人口流入意向を背景に、東京23区の不動産市場は今後も堅調な伸びが期待されるという、大きな流れが同社の評価を高みに導いていくことになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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