25日の香港市場概況:4日続落、中国の金融引き締めや短期金利の上昇を警戒

2013年10月25日 17:39

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記事提供元:フィスコ


*17:39JST 25日の香港市場概況:4日続落、中国の金融引き締めや短期金利の上昇を警戒

25日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4日続落となり、前日比137.48ポイント安(-0.60%)の22698.34で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同144.30ポイント安(-1.40%)の10177.82、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同14.92ポイント安(-0.34%)の4422.62だった。

中国の金融引き締めや流動性ひっ迫への警戒感がくすぶる中、ハンセン指数は終値で先月8日以来の安値を付けた。前日の米国株高や足元の株価下落を受けた反動もあり、朝方は小高くなる場面も。ただ、前引けにかけては、発表されたこの日の上海銀行間取引金利(SHIBOR)が引き続き上昇したことで、下げ幅を広げた。後場には下げ渋ったものの、本土系銀行株などの決算を控えて手控えムードも強かった。

ハンセン指数の構成銘柄では、本土系銀行株が安い。うち本日決算発表を控えた中国建設銀行(00939/HK)は0.87%値を落した。中国の金融引き締め観測に加え、利益成長鈍化への警戒感が強まった。また、中国石油天然気(00857/HK)や中国中煤能源(01898/HK)など、資源セクターの下げも目立った。

このほか、中国聯通(00762/HK)が1.31%下落。前日大引け後に発表した決算が市場予想を上回ったことで買い優勢で始まったものの、徐々に利益確定売りに押された。一方、同業の中国移動(00941/HK)は0.25%反発。さえない決算を嫌気した売りがようやく一巡し、買い戻しの動きが優勢となった。

ハンセン銘柄以外では、7-9月期の業績を手掛かりに、TCLグループ系列の2社が明暗を分けた。携帯電話機の製造を手掛けるTCL通訊(02618/HK)は黒字転換を果たしたことで9.24%上昇。テレビ大手のTCL多媒体科技(01070/HK)は赤字計上を嫌気して3.82%値下がりした。このほか、業績悪化予想を発表したロクシタン(00973/HK)が6.20%下落。《KO》

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