(中国)大都市で不動産価格の上昇ペースが加速、年内に引き締め強化も

2013年10月23日 10:18

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:18JST (中国)大都市で不動産価格の上昇ペースが加速、年内に引き締め強化も
22日に発表された9月の住宅価格統計を受け、不動産バブルへの警戒感が強まっている。中国国家統計局によると、北京、上海、広州、深センの4大都市では9月に新築住宅価格(低所得者向け住宅を除く)が前年同月比20%強の上昇率を示した。「中国証券報」(23日付)では、こうした状況は2005年に同統計の発表がスタートして以来、初めてだと報じている。

市場関係者は、予想以上のペースでの価格上昇を受け、年内に各地で購入規制や価格制限などの措置が強化される可能性を指摘している。

一方、先の統計局のデータでは、調査対象の70都市のうち温州市(浙江省)で唯一、新築住宅価格が前年同月から低下した。同市では、数年間続いた不動産投資熱が冷め、投機筋が不動産を手放すケースが目立っており、「バブル崩壊の先駆け」とみる向きもある。当局は住宅購入規制を見直しているものの、価格下落に歯止めがかからない状況となっている。《NT》

関連記事