【編集長の視点】日本電産は高値更新、業績再上方修正で最高純利益を伸ばし増配もオン

2013年10月23日 10:19

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  日本電産 <6594> は、400円高の9160円と急反発し、10月21日につけた年初来高値8930円を更新している。前日22日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、今年7月に続く3月通期業績の再上方修正と中間配当の増配を発表、3期ぶりの過去最高純利益更新の更新幅を拡大、純利益は、市場コンセンサスをやや下回ったが、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して191円高(円換算値)と急反発したこともサポートし主力株買いが増勢となっている。

  3月通期業績は、7月の上方修正値より売り上げを300億円、税引前純利益を50億円、純利益を15億円それぞれ引き上げ、純利益は、550億円(前期比6.8倍)と大きく続伸し、2011年3月期の過去最高(523億3300万円)を更新する。ただ市場コンセンサスは約44億円下回る。2Q累計利益が、7月の上方修正値を44億4100万円~26億300万円上ぶれて着地したことを踏まえて通期業績を再上方修正した。

  2Q累計業績は、ビジネスポートフォリオの転換と拡大を加速させ、売り上げが初の4000億円突破と過去最高を更新、前期後半に断行した収益構造と増収効果に、為替レートが、対ドルで前年同期比19.44円、対ユーロで同29.36円のそれぞれ円安となった増益効果など加わり上ぶれ着地につながった。2Qの中間配当は、期初予想の40円を45円に引き上げ、年間90円(前期実績85円)に増配する。

  株価は、今期業績のV字回復予想で窓を開けて7500円をつけ、7月の業績上方修正でも窓を開けて8210円と急伸、10月17日に子会社の日本電産コパル電子 <6883> が、今期業績の上方修正を発表したことから同社業績への連想を強めて上値を伸ばした。投資採算的には割安感は小さいが、主力株人気を高めて2010年4月以来の1万円大台奪回も射程に入れよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【高見沢健の注目銘柄】ティー・ワイ・オーの収益大変貌に注目(2013/10/16)
【狙い場・買い場】「ワケあり」のビットアイルは連続最高純益を買い直し下げ過ぎに再発進(2013/10/16)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事