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【株式評論家の視点】アニコムホールディングスは相場の潮目が変わる局面に
<銘柄の見所>
アニコムホールディングス <8715> (東マ)はもみ合い離脱のタイミングを迎えている。今2014年3月期の第1四半期は、経常収益こそ43億9400万円(前年同期比14.2%増)と2ケタの伸びを示したものの、経常利益は1億14300万円(前年同期比51.0%減)と大幅減益に見舞われ、これが株価の調整を長引かせる要因になっていた。
ただ、これは要因がはっきりしている。90%補償商品の打ち切りを前に、駆け込み利用の動きが広がり、損害率(発生保険金ベースでみた損害率)が69.0%(前年同期は65.5%)に悪化。正味支払保険金が増加したほか、保険金の支払いに備えて計上する支払備金の繰入額が増加した
それを踏まえた上で、9月中間決算については経常収益86億5300万円(前年同期比9.0%増)、経常利益4億1700万円(同16.3%減)の見通しが据え置かれた。減益にはなるが、四半期ベースでは、第1四半期の営業利益1億4300万円が第2四半期には3億300万円に急向上する。それはまた、通期の売上げ181億3600万円(前期比12.1%増)、経常利益10億1000万円(同20.7%増)という、増収益達成への確信を強めることになりそう。
同社は、犬や猫などの病気やケガに対し、治療費の一定額を補償する保険商品を販売している。数年前に顧客還元を高める施策として、90%。70%補償商品の投入や、使用限度日数の撤廃など、補償内容を拡大した商品を発売したが、それが全体の損害率を引き上げる要因となっていた。しかし、それらの引き受けを停止し、既存契約についても今年の7月末で同商品の契約は終了している。今3月期末の保有契約数は50万6000件(前3月末は44万6000万件)を見込んでおり、ペットブームを背景に、環境は良好である。11月6日の決算発表へ向け、潮の流れが大きく変わりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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