(香港)青蛙王子が粉飾疑惑に反論、地場証券は「財務データ信頼できる」との見方

2013年10月17日 10:41

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記事提供元:フィスコ


*10:41JST (香港)青蛙王子が粉飾疑惑に反論、地場証券は「財務データ信頼できる」との見方
青蛙王子(01259/HK)
取引停止中

前日より株式取引を一時停止中。空売りファンドとして知られるグローカス・リサーチがリポート内で粉飾決算疑惑を指摘した件について、16日午後にアナリスト説明会を開いたと報じられている。なお、このリポートを受け、同社株価は16日午前に20%余り急落している。

グローカスはリポートの中で、ニールセンのデータを引用し、青蛙王子の実際のベビーローション売上高は公表数字を大幅に下回る可能性があると指摘した。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンが中国同業を買収した際、買収価格は売上高の1.3倍にとどまっていたとし、青蛙王子の価値は過大評価されているとした。

これに対して青蛙王子の経営陣は説明会の席で、自社が目論見書で使用したユーロモニターのデータと、グローカスが言及しているニールセンのデータとでは調査方法が異なるため、コメントが難しいと説明。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンによる買収価格は中国同業の売上高の2.3倍だったとし、グローカスの認識に誤りがあると指摘した。

一連の応酬について香港地場証券のアナリストは、青蛙王子の財務データはアーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が監査しており、全体において信頼できるとの見方だ。ただ、グローカスの指摘は、投資家に心理的なインパクトをもたらすと分析している。

■企業紹介
子供向けトイレタリー製品が主力。自社ブランド「青蛙王子(プリンス・フロッグ)」でベビーローションや子供向けシャンプーなどを製造・販売する。《NT》

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