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15日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、経済指標の発表を控えて利益確定売り優勢
記事提供元:フィスコ
*17:03JST 15日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、経済指標の発表を控えて利益確定売り優勢
15日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落。上海総合指数は前日比4.36ポイント安(-0.19%)の2233.41、深セン成分指数は同59.75ポイント安(-0.68%)の8700.35で取引を終えた。おおむねマイナス圏で一進一退の展開を示した。
連日の上昇を受けて足元では高値警戒感が強まり、銀行や資源、建材などを中心に利益確定売りが広がった。ノーベル経済学受賞者、米エール大学のロバート・シラー教授が中国の不動産バブルが深刻だと指摘したことや、新規貸出残高の増加について、一部が競争力のない「ゾンビ企業」や「影の銀行(シャドーバンキング)」に流入しているとの観測が警戒材料となった。
また、今週18日に7-9月期の国内総生産(GDP)などの発表を控え、様子見ムードも強い。外部環境では、米債務上限問題の進展を見守るムードが強いことも、投資家の慎重姿勢を高めた。
一方、指数の下値は限定的。堅調な経済指標がサポート材料となった。9月の元建て新規貸出額が予想以上に伸びたほか、経済のバロメーターとされている同月の電力使用量も2ケタの増加と報告された。また、政府系シンクタンクである社会科学院は最新リポートで、今年の成長率が7.7%になるとの見方を示した。
セクター別では、電力関連が高い。政府が火力発電の卸価格を引き下げる一方、天然ガス発電の卸価格を適切に引き上げる方針を示したことが好感された。健康サービス業の発展を推進するとの政府方針を受けて、医薬品などに対する需要が大幅に増加するとの観測からヘルスケア関連も物色された。《KO》
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