関連記事
10日の中国本土市場概況:上海市場は5営業日ぶり反落、2200の大台割れ
記事提供元:フィスコ
*17:03JST 10日の中国本土市場概況:上海市場は5営業日ぶり反落、2200の大台割れ
10日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比20.84ポイント安(-0.94%)の2190.93、深セン成分指数は同18.02ポイント高(+0.21%)の8685.79で取引を終えた。上海市場は小幅高で寄り付いた後、利益確定売りに押され、後場に下げ幅を一段と拡大させた。
国際通貨基金(IMF)が中国の成長見通しを下方修正したことが改めて嫌気されたほか、上海市場は前日まで4連騰しており、高値警戒感から幅広い銘柄に売りが広がった。また、原油など商品相場の下落もウエートの高い資源関連の圧迫材料。そのほか、米債務上限問題に進展がないことや、国内では9月の主要経済指標の発表を控え、様子見ムードが強い。
一方、小売りなど内需関連が続伸したことが指数を下支え。内需拡大策に対する期待が支援材料となった。また、不動産関連に買い戻しが広がったことも深セン市場の上昇につながった。
セクター別では、電力関連が安い。火力発電の卸価格の引き下げが確定されたことが嫌気された。一方、衛星測位システム関連が高い。政府が2020年までに産業規模を4000億元(約6兆4000億円)以上に拡大させる方針を示したことが好感された。
IMFは最新リポートで、中国における成長モデルの転換が正しいと評価したものの、これが成長率をやや鈍化させるとの見方を示した。また、地方政府が抱える債務問題が中国経済の健全成長に悪影響を与えることにも言及。IMFは今年と来年の中国の成長率をそれぞれ0.2%、0.4%下方修正し、7.6%、7.3%とした。《KO》
スポンサードリンク

