三菱電機、米国で自動車用電装品の生産体制強化 約70億円を投資

2013年10月8日 13:50

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 三菱電機は8日、三菱電機オートモーティブ・アメリカに約70億円を投資し、米国で自動車用電装品の生産体制を強化すると発表した。

 米国では、自動車販売が一時の落ち込みから着実に回復しており、また燃費規制が強化されるなど自動車の低燃費化への要求が強まりつつある。これに伴い、三菱電機は今回、低燃費を実現する高効率オルタネーターと電動パワーステアリング用モーターコントローラーユニットの米国での現地生産体制を強化する。小型・軽量・高効率・高出力化を実現した製品を投入することにより事業規模拡大を図る。

 高効率オルタネーターは2014年1月に、電動パワーステアリング用モーターコントローラーユニットは2014年10月に量産開始し、それぞれ2016年に年間約130万台の生産を目指す。

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