イオン中間期決算は最終減益、JALが次世代旅客機「エアバスA350」を導入、9月の携帯電話契約数でドコモが純減6万件超、ヤフーがeコマース事業で新戦略、ミクシィが「街コン」会社を買収=8日の注目銘柄

2013年10月8日 07:49

印刷

記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月8日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 8日の注目銘柄です。イオン中間期決算は最終減益、JALが次世代旅客機「エアバスA350」を導入、9月の携帯電話契約数でドコモが純減6万件超、ヤフーがeコマース事業で新戦略、ミクシィが「街コン」イベント会社を買収。

 イオン(東:8267)が7日に発表した2014年2月期第2四半期の連結決算は、営業利益は前年同期比1%増の737億円だった。総合スーパー事業や総合金融事業などについては堅調だったものの、スーパーマーケット事業が低調だったため、利益を圧迫した。営業収益は同9%増の2兆9818億円、経常利益は同7%減の770億円、減損損失などが膨らみ純利益は同16%減の235億円だった。

 JAL(東:9205)は7日、中長距離路線用の更新機材として、仏エアバス社の次世代旅客機A350型機の導入を決定し、A350-900型機18機およびA350-1000型機13機の計31機を購入すると発表した。金額は、カタログ価格で9500億円。さらに25機のオプション購入契約も締結した。JALがエアバス機を発注するのも、エアバスが日本の航空会社からA350型機を受注するのも初めてのことだという。今後、両社は2019年の運航開始を目指して準備を行っていく。

 電気通信事業者協会が6日に発表した9月の携帯電話・PHS契約数は、ソフトバンク(東1:9984)が27万700件の純増(新規契約数から解約数を差し引いた数)で21カ月連続の首位となった。2位は前月と変わらずKDDI(東1:9433)で23万2700件の純増、3位のNTTドコモ(東1:9437)は6万6800件の純減だった。ドコモがマイナスに転落するのは3カ月ぶり。PHSのウィルコムは4万1500件の純増だった。

 Yahoo! JAPANを運営するヤフー(東:4689)は7日、同社のeコマース事業における新戦略を発表し、10月からインターネットショッピングサービス「Yahoo!ショッピング」のストア出店料(月額システム利用料)と売上ロイヤルティの完全無料化、およびオークションサイト「ヤフオク!」のストア出店料(月額システム利用料)を無料とすることなどを決定した。

 ミクシィ(東マ:2121)は7日、「街コン」イベントを運営するコンフィアンザ(本社:東京都新宿区)の全株式を、11月1日に取得すると発表した。コンフィアンザ社は、2012年より六本木の地域活性化を目的として「街コン」イベントを開催。2013年1月には法人化し、現在東京・神奈川・名古屋・大阪で毎月50件を超える「街コン」イベント等を開催している。今後、ミクシィが株式を取得する予定となっているDiverse(本社:東京都渋谷区)と連携し、同社が展開している結婚支援事業の一環として事業を行っていく。【了】

■関連記事
7日の減益発表企業、イオン、カッパ・クリエイト、ポプラ、井筒屋、タイヨー
7日の増益発表企業、パルコ、ファミマ、USEN、バイク王、CVSベイエリアなど
7日の業績予想修正発表企業、パルコ、ヤマダSXL、メルコ

※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

関連記事