《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2013年10月1日 09:03

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記事提供元:フィスコ


*09:03JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!
【小幅高となる】日銀短観、消費税引き上げ判断に注目=フィスコ伊藤 正雄
週明け30日の米国株式は下落。2014年度予算及び債務上限問題の議会交渉が難航しており、連邦政府の一部機能が明日より停止される可能性が高まったことで終日軟調推移となった。

セクター別では全面安となり、特に家庭用品・パーソナル用品や不動産の下落が目立った。議会では財政支出の拡大につながる医療改革法(オバマケア)関連の予算が争点となっている。連邦政府が閉鎖された場合には、4日に予定されている雇用統計など経済指標の発表が延期される可能性が指摘されている。

CMEの225先物は大証の日中終値より45円高い14535円で取引を終了。NY時間での高値は14605円、安値は14345円、上下のレンジは260円。為替市場では、ドル・円、ユーロ・円ともに上昇して戻ってきた。本日は懸念された米国株式の下落が限定的だったことから、リバウンドが期待されそうだ。また、日銀短観、安倍首相の消費税引き上げ判断などが予定されている。

【小幅高となる】14500-14650円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
米株安の影響は、前日の日経平均の300円を超える下げで織り込み済みであろう。一方、注目されるのは短観9月調査を受け、安倍首相が消費増税を決断するかである。自民、公明両党は30日、消費増税に備えた与党税制改正大綱で合意。報道機関などでは来年4月から消費税率を8%に引き上げることを正式表明するとみられる。

1日の臨時閣議では、低所得者への現金給付などを含めた経済対策を5兆円規模とする方針を確認すると報じられている。米財政問題の影響が重しとなろうが、設備投資減税など経済対策に関連した銘柄への物色が意識されそうだ。

昨日の下げでボリンジャーバンドの+1σが抵抗となったが、同水準での攻防が続きそうである。一方、14400円近辺にはパラボリックのSAR値が位置しており、タッチによる陰転シグナル発生は回避したいところ。消費増税の正式表明後の市場反応を見極めたいとする流れのなか、ショートカバーなども意識されよう。+1σを意識して、14500-14650円のレンジを想定。

【小幅高となる】米議会の混乱を見極める展開に=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の清算値は前日の日中大証比45円高の14535円。為替市場では、ドル・円は98円20銭台、ユーロ・円は132円80銭台で推移(日本時間8時30分時点)。本日は8時30分に8月の失業率、有効求人倍率、そして8時50分に9月の日銀短観がそれぞれ発表される。安倍首相は日銀短観を重要な経済指標と位置づけているようで、日銀短観の結果を受けて消費増税実施の有無を本日決定するとの見通し。消費増税は想定線との見方ではあるが、短観の数字(事前予想、大企業製造業DIは7)次第では為替の動意材料となる可能性がある。また、中国株式市場は休場だが、10時に予定されている製造業PMIの発表も手掛かり材料となろう。

米財政問題の混乱はこの時期の定例イベントのようになっているが、ネガティブなインパクト。現在、米下院で暫定予算案の採決を実施しているようだが、政府機関の一部閉鎖決定となれば指数のマイナス要因となろう。オバマ大統領は「一党の一部が政府を閉鎖することはできない」などのコメントを発しているが、CIA職員機密漏洩事件以来、求心力は低下傾向にあり厳しい議会調整を迫られている。本日は消費増税に対する動きと米国財政問題の進展を睨んだ神経質な相場展開を想定。《MI》

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