今日の為替市場ポイント:米政府機関の閉鎖濃厚もドル・円は下げ渋る可能性

2013年10月1日 08:18

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記事提供元:フィスコ


*08:18JST 今日の為替市場ポイント:米政府機関の閉鎖濃厚もドル・円は下げ渋る可能性

昨日9月30日のドル・円相場は、東京市場では97円68銭から98円06銭で推移。欧米市場では一時98円45銭まで反発し、98円23銭で取引を終えた。

本日10月1日のドル・円は、98円前後で推移か。金融市場は米政府機関の一時的な閉鎖を想定している。ドルの上昇は期待できないが、日経平均株価が下げ渋った場合、ドル・円は97円台後半で下げ止まる可能性がある。

米民主党は医療保険改革法の修正に応じない可能性が高いことから、17年ぶりに政府機関が閉鎖されることになりそうだ。米国民の間では、政府と議会の両者に非があるとの意見があるが、米CNNが行った最新の世論調査によると、共和党側の対応に問題があると考えている割合がやや多かったようだ。オバマ大統領は、政府機関閉鎖の可能性に関する声明を発表し、「社会保障、高齢者向け医療保険制度の支給は継続される」、「軍隊、刑務官、航空管制は機能する」と述べている。

政府機関の閉鎖は深刻な事態であることは間違いないが、米国はこの事態を一度経験しており、一般社会が大混乱に陥ることはないとの見方が多い。ただし、債務上限の引き上げに関する協議は難航しており、米国の財政問題に対する懸念は払拭されていない。《KO》

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