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【中国から探る日本株】中国にも「シェールガス革命」、内外企業の投資チャンスに
記事提供元:フィスコ
*08:10JST 【中国から探る日本株】中国にも「シェールガス革命」、内外企業の投資チャンスに
米国発の「シェールガス革命」が世界のエネルギー需給構造に変革をもたらす中、世界最大のシェールガス埋蔵量を誇る中国にもこの革命が到来しつつあると、地元専門家が指摘している。開発が軌道に乗るにはまだ時間がかかるとみる向きもあるが、中国政府は投資呼び込みによる開発の加速を目指しており、国内外の関連企業にとって投資チャンスになると期待されている。
地元メディアの報道(26日付)によると、中国人民大学・国際エネルギー戦略研究センター研究員の何志成氏はこのほど開かれたエネルギー関連フォーラムの席で、中国のシェールガス革命がすでに始まっていると発言した。四川省におけるシェールガス開発は「初歩的な成功」を収めたと指摘。ガス井の数は、商業開発段階のもの、探査中のものを併せて数十カ所に達しているとした。
中国のシェールガス開発は、国有メジャーの中国石油天然気(ペトロチャイナ)や中国石油化工(シノペック)の主導で進められており、これに英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルや米エクソンモービルなど欧米企業が出資している。ただ、複雑な地質や採取技術の遅れ、採算の低さなどから、米国やカナダに大きく遅れをとっている。
しかしながら先の何志成氏は、中国でのシェールガス開発が採算に合わないと結論を下すのは間違っているとの見方だ。地質面では米国よりも条件が悪いが、パイプラインなどの輸送インフラでは米国よりも有利だと指摘している。また、平安証券のアナリストは、開発初期においてコスト抑制が最重要任務になるとし、民営企業や海外企業への市場開放が一段と進むとみている。《NT》
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