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注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、鉄建、川崎重工、タカラバイオなど
*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、鉄建、川崎重工、タカラバイオなど
シャープ<6753>:377円(前日比+7円)
続伸。前日の後場には、4-9月期営業損益が300億円前後の黒字と、従来予想の2倍になる見通しとの観測報道が伝わり、その後の株価は上昇に転じていた。本日にも増資の実施を発表としているが、想定線であるために改めて悪材料視はされていない。業績の上振れは増資に対して追い風になるとの見方が優勢に。
鉄建<1815>:323円(同-33円)
急落。短期的な過熱警戒感が強まる中、短期資金の利食い売りが集まる状況と観測される。東京五輪開催決定後、昨日の高値までの上昇率は2.7倍に達しており、活況が続いていた低位建設株の中でも、中心的な銘柄と位置づけられていた。前日からは貸借取引申込停止措置がとられるなど、信用取引の規制が強化されてきており、目先は流動性の低下による人気低下なども想定される形に。東急建設<1720>も買い先行後に伸び悩むなど、低位建設株は総じて売りが優勢の展開となってきている。
大成建設<1801>:490円(同-8円)
売り先行。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ、目標株価を450円としている。建設セクターにとっては、利益率低下の最悪期は過ぎつつあるが、労務の逼迫は構造的な問題であるほか、円安基調の中で資材価格にも上昇圧力がかかるとしている。大手ゼネコン各社の株価には割安感は乏しいとしているが、とりわけ、同社に関してはPBR1.6倍で割高感があると指摘。
川崎重工<7012>:403円(同+17円)
続伸で5月22日以来の年初来高値更新。米ニューヨーク州のロングアイランド鉄道向けに鉄道車両676両を受注したと伝わっている。受注額は18億3000万ドル、海外の受注額としては過去最高水準のもよう。納入開始は2017年からとなるが、中期的な業績インパクトなどを期待する動きが優勢に。
NTN<6472>:460円(同+10円)
しっかり。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も220円から550円にまで引き上げへ。懸念材料であった欧州売上比率の高さ、事業再建の進捗、カルテル問題などに前進が見られ、主力の自動車事業は3期ぶりに黒字化する見通しと。前日にはバークレイズでも投資判断の格上げが観測されている。
東京製鐵<5423>:586円(同-24円)
軟調。前日には10月の販売価格を発表している。H形鋼や薄板などの主力品種で3%前後の値上げとなっている。ただ、先の新日鉄住金<5401>の値上げ発表、足元のスクラップ価格の上昇からは、想定よりも値上げ幅は小幅にとどまったとの見方が多いもよう。業界環境の改善は意識されるものの、短期的にはマージンの低下につながるとの懸念も。
日本ケミカルリサーチ<4552>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。GSK社に導出していた腎性貧血治療薬EPO製剤の海外での開発・販売権が全面返還されることで合意と伝わっている。想定以上に多くの治験・規制上の要件が必要となる可能性が高まり、開発計画に遅れが生じていたことなどが背景に。提携発表時には株価が大幅上昇した経緯もあるため、失望売りが優勢となっているもよう。ただ、大和では、新たな提携先が獲得するチャンスが生まれたとして、ポジティブに評価すべきとしている。
エムティーアイ<9438>:930円(同+77円)
大幅高。個人向けの遺伝子検査事業を、来春に始めると報じられたことが材料視されている。肺がんや胃がん、大腸がんなど、日本人が発症しやすい12種類の疾患関連リスクを判定する遺伝子検査キットを9980円で提供すると。スマホやパソコンからインターネットで購入できる見込みで、新サービスに対する関心が高まっている。
夢真HD<2362>:715円(同+30円)
4日続伸。建設業の人手不足が、経済活動のコスト増を招く恐れが強まってきたと報じられたことが材料視されている。建設業の人材難は東日本大震災の復旧・復興需要を起点に深まり、自民党の国土強靱化を背景に人手不足は長引く可能性が出てきたと。建設現場への技術者派遣を手掛ける同社には、あらためて受注拡大に期待感が高まる格好に。
ファンコミ<2461>:3985円(同+315円)
大幅反発。8月の月次動向を発表し、売上高は前年同月比66.9%増となったことが好感されている。7月は同51.9%増となっており、月次売上高の一段の伸びを前向きに評価へ。パソコン向けアフィリエイト広告サービスは前年同月比31.9%増となったほか、モバイル向けアフィリエイト広告サービスは同129.8%増となり、好調が目立つ格好となっている。
メドレック<4586>:2807円(同+464円)
大幅反発。出願中のリドカインテープ剤について、特許庁から承認の通知があったとの連絡を同社代理人より受けたと発表したことが好感されている。リドカインは、神経末端において痛みの信号を遮断することにより痛みを軽減させる局所麻酔薬の一種。なお、同特許は中国、オーストラリアでも成立しており、米国やカナダなどでも出願中と。
UMN<4585>:4225円(同+700円)
ストップ高。國光生物科技股有限公司に対して、開発中の組換えインフルエンザHAワクチンの、台湾、中国における商業化に関する優先交渉権を供与すると発表したことが材料視されている。今回の優先交渉権の供与は、台湾、中国市場における同社の組換えインフルエンザHAワクチンの事業展開に大きく寄与するものと期待されると。
PD<4587>:9240円(同+500円)
買い優勢。いちよしが投資判断「A」、フェアバリュー1万2000円でカバレッジを開始したことが好感されている。同社技術の世界的な普及による、中長期的な利益拡大を見込むことが背景。欧米大手製薬会社をはじめとして、細胞内PPIを標的とした創薬研究が活発化してくると考えられ、同社技術へのニーズが一段と高まると予想している。
タカラバイオ<4974>:2212円(同+203円)
買い先行。経産省が公募した「再生医療等産業化促進事業」において、同社の申請事業である、「MAGE-A4・TCR 遺伝子治療プロジェクト」、「HSV-TK 遺伝子治療プロジェクト」が事業採択されたと発表したことが材料視されている。通期業績には営業外収益の増加要因となるが、影響については他の要因も含めて精査を行い、11月1日に発表予定と。《KO》
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