【株式評論家の視点】鹿島建設は復興工事の受注実績が豊富、選別買いのポイントに

2013年9月18日 10:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  鹿島建設 <1812> が頑強な動きを続けている。東京オリンピック開催決定を機に建設株が軒並み高の展開に走っているが、中期的な見通しを加えて選別すると、同社はそのトップランクとも言える存在だ。

  同社は、被災地における復旧・復興工事で他のゼネコンを大きく引き離すほどの受注実績があり、今後も復興工事において大きな役割を果たすとことが予想される。復興にかかわる大型工事、公共工事の発注が本格化すれば、利益の成長スピードがアップ。株価も上値を切り上げていくパターンだろう。

  そこに2020年の東京オリンピック開催が決定された。競技会場等の新設整備等に大量の資金が投入され、大手ゼネコンを中心に首都圏における公共工事が拡大する可能性が強くなっている。ただ、被災地の復興工事も含め、工事量が拡大したとしても、各社とも施工余力の問題もあり、受注高を大きく拡大するのは難しい状況。

  そうした状況を踏まえ、同社は利益重視の選別受注の姿勢を強めている。今2013年3月期の第1四半期の受注を見ると、受注競争が厳しい国内民間建築工事の受注高が減少した。一方、土木工事では国内民間工事の受注高が拡大。全体として選別受注を進めるなかで受注高が前年同期から1割超増加した。

  その結果、今2014年3月期の営業利益は310億円(前期184億円)の大幅増益が予想されている。震災需要、東京オリンピック関連需要のほか、国土強靭化政策によるインフラ整備などの公共工事の増加など、工事量は今後とも増加する一方で、来期以降についても増益基調を継続の方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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