注目銘柄ダイジェスト(前場):KDDI、東急建設、中部電力、第一三共など

2013年9月17日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):KDDI、東急建設、中部電力、第一三共など

KDDI<9433>:4850円(前営業日比-320円)
さえない。先週末、同社を含めて携帯大手3社が新モデルの販売価格などを相次ぎ発表している。NTTドコモ<9437>が端末価格を低めに設定したこともあり、業界全体で期待された端末の粗利改善効果が限定的になるとの見方にも。三菱UFJでは、ドコモが2年間利用を前提とした実質負担額ゼロを新規のみならず機種変更においても適用したこと、他社で利用していたiPhoneを20000ドコモポイントで下取りすることなどを背景に、ドコモが同社やソフトバンク<9984>から加入者を奪う可能性が若干高まったとも指摘しているようだ。

東急建設<1720>:703円(同+100円)
ストップ高と急伸。東京五輪の開催決定を受けて先週は急伸、5営業日での上昇率は2.5倍となり、東証1部で上昇率トップとなっている。過熱警戒感は強まるものの、足元では貸株残の急増が続いており、売り方の踏み上げを狙った動きが優勢となっている。先週末の貸借倍率は0.06倍の水準。鉄建<1815>や世紀東急<1898>など、本日も低位建設株で値を飛ばすものがみられる。

中部電力<9502>:1288円(同-26円)
さえない。家庭向け電気料金の値上げ報道が伝わっている。値上げ幅は5-10%で調整し、2014年4月の実施を目指すとしている。つれて、中間配当も見送る方針と。値上げの実施、並びに、無配はほとんど織り込まれていた状況だが、個人中心に見切り売りが優勢となる格好に。なお、アナリストの見方では、2016.3期の復配を予想する声が多いようだ。

第一三共<4568>:1790円(同-111円)
大幅安。子会社のランバクシーが約30%の暴落となっており、警戒感が強まる展開になっている。米FDAでは、ランバクシーのモハリ工場に対して輸入規制を発令。同工場はノバルティスの高血圧症治療薬「ディアボン」の後発薬を生産する予定であったもよう。業績への影響は不可避といった見方が優勢になっている。

長谷工<1808>:144円(同-1円)
小安い。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も150円から170円に引き上げている。株主価値を高めながら、従業員や協力会社などの経済的待遇を改善する経営を貫いており、この経営方針が機能し始めたことで、持続的な利益成長を志向するフェーズに入ったと判断しているもよう。目先は、単体完成工事粗利益率の改善、不動産売買益の増加、復配などが株価のカタリストにつながっていくと。

H2Oリテイリング<8242>:792円(同-25円)
さえない。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も1080円から900円に引き下げている。うめだ店リニューアル中に離れた顧客層のより戻しが、想定より時間を要すると予想へ。中長期での増収目線は不変だが、売上動向を受けて増収率目線を引き下げるとしている。

パピレス<3641>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。上期の営業利益見通しを1.2億円から3.2億円へ、通期見通しを3.0億円から6.1億円へと大幅に上方修正したことが好感されている。スマホやタブレット端末の普及を追い風に電子書籍の販売が好調であることなどが背景で、従来予想から一転しての大幅増益見通しがポジティブサプライズに。なお、イーブック<3658>など、電子書籍関連も買い気配からのスタートとなっている。

ローツェ<6323>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。上期営業利益を2.2億円から6.5億円へ、通期見通しを7.6億円から12.1億円へとそれぞれ上方修正したことが材料視されている。主力製品であるウエハソータやEFEMなどのウエハ搬送装置、ガラス基板搬送装置、ガラスカッティングマシンの受注や販売が増加したことなどが背景。同時に、期末の配当予想を1株当たり3円から5円へと引き上げたことも好感されている。

エニグモ<3665>:6470円(同+980円)
一時ストップ高。先週末に中間決算を発表し、上期売上高は前年同期比31.8%増の8.1億円、営業利益は同59.7%増の3.5億円と大幅な増収増益となったことが材料視されている。ソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」の利用者増加を背景に、上期の商品取扱高は前年同期比27.9%増と順調に拡大しており、好決算を前向きに評価する動きへ。

ミクシィ<2121>:1222円(同+22円)
買い優勢。子会社のミクシィマーケティングが、スマホ向けアプリにクーポン機能を持たせた広告を配信するサービスを始めると報じられたことが材料視されている。新サービスの「コーデック」は、アプリごとにクーポンを配信する条件を設定し、利用者がアプリに数日間連続でログインしたりすると、目標達成プレゼントとしてクーポン付きの広告が配信される仕組みで関心が高まっている。《KO》

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